街に詩があればいいのに。からはじまった...
こんにちは こんばんは、星野灯です。
今年度も残すところわずかですね。
来年度になっても変わらず元気に詩を書いていきたいなと思っております。
というわけで、3月15日から20日まで開催していた詩の個展「ポエトリーゴーランド」の展示作品について書いていきたいと思います。
今回は個展の展示作品の一つ「詩のある街」のご紹介です。
詩のある街は写真の通り、白い家が10軒建っている街です。
鑑賞方法としては、家の窓から一軒一軒の家の中にある詩を覗いていただく展示となります。
それぞれの家々に書かれている詩には共通性がありません。窓の形も中にある詩に合わせて全て異なります。
電話をしている家や仲良くご飯を食べている家、1人でさみしく過ごしている家。
一つの街の中でもそれぞれの生活があって、それぞれの詩が(心が)ある。
そんな体験をしていただけたらと思い作りました。
「私はこの家が好きです。」とお気に入りの家を見つけていただいたり、思い思いの楽しみ方をしていただけて嬉しかったです。
「詩のある街」という作品は、昨年11月に開催した初めての個展の表題作「街に詩があればいいのに。」にインスパイアを受けて、新しく制作したものです。
前回の個展では、タイトルこそ「街に詩があればいいのに。」でしたが、具体的な街に詩がある状況を提示することができませんでした。街に詩があるってどういう状態のこと?という疑問を前回の個展の来場者の方から質問を受け、自分の中でも改めて作品として示せたらいいなと思いました。
今回の個展の中で、この作品を作れたことは前回の個展から地続きであることの証明にもなったのではないかなとも思っています。
表現方法や伝えたいことの変化はこれからもあると思います。一方で星野灯の根本の部分、軸となる部分は変わらないのだなと再確認できた作品でした。
今回の個展では、「詩の街に移動式遊園地がやってきた。」そんな裏設定のある配置にしていましたが、またどこかで詩の街を建設できた際は違う裏設定ができるかも…と早くも胸を躍らせています。
前回の個展「街に詩があればいいのに。」の記事はこちら↓
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