越冬間近のコオロギ幼虫
実家の駐車場にて、小さなコオロギ幼虫を発見した。
この時期に幼虫である種といえば…これはまさかタンボコオロギなのだろうか。
タンボコオロギは幼虫で越冬ができるという、国内では珍しい生態を持った年2化の昆虫だ。
湿地帯で冬季に土を掘るとケラよりも多く見られる。
もしかすると、ビオトープに使用した私有水田及び私有休耕田の土に紛れて卵が実家に持ち運ばれたのだろうか。
とはいえ数百メートルほどしか離れていない地の個体群であるはずなので、他個体と交配をしても遺伝的に大きな問題が起こる事はまず無いだろう。
もしくは自力で飛来した個体の子孫である可能性も高い。
実家では湿地生息のオオキベリアオゴミムシやキイロサシガメ、ケラ、コバネイナゴ等が近隣から飛来するケースが多い上、それが定着する場合もあるため、タンボコオロギが訪れても何も不思議ではない。
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