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出土幼虫


土の中から大型のゴミムシ幼虫と思われる昆虫を数匹発見した。

今現在は生体の再確認をできない場所にいるため、うろ覚えとなってしまうが、1.5cm以上の体長だったように思う。
成虫が植物食であるゴミムシの幼虫期によく見られる体型をしていて幼虫越冬。そしてこの時期にこのサイズとなると…オオマルガタゴミムシの幼虫だろうか。
後で微毛の数を数えて資料と照らし合わせよう。

オオマルガタは自宅でも水田でも空き地でも河川敷でも見られるほどに個体数が多い。
秋になると街灯の下に多数が飛来している地域もある。

オオマルガタゴミムシ

とある学校の生物部から幼虫の同定依頼をいただいた際には高確率でオオマルガタだと感じたが、今回は撮影を忘れた方の個体にそれを感じた。

一度しっかりと撮影してから飼育に挑戦して成虫の姿を拝んだ方が良いのだろう。
思えば、幼虫越冬型のゴミムシをしっかりと羽化させた事がない気がする。
そこら中で大量にいるはずのセアカヒラタゴミムシすらも繁殖経験がない。


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