2024/06/29 ビオトープ観察記録
2024/06/29
大雨が降ったため、各ビオトープの水が澄んでいた。
心なしか動植物の調子も良く見える。
最近採取した実家近所のサンカクイやキクモなどは作物用水桶として利用している大型プランターに一時保管したが、ここもすでにビオトープと化している。
AZベジプランターNEO 700型は鉢底ネットの両端に栓が付属しているので、1000円未満の安価で深型のビオトープを作る事ができる。
ただし長期使用の耐久性などを考えるとトロ舟を使用した方が良さげな気もする。
ビオトープ利用では鉢底ネットを使わないが、上記のように浮上させて擬似的な浅瀬を作る事が可能。
ここではコガムシの幼虫などが足場として利用している。
ビオトープの左上にはタイコウチの影が見えるが、これは市内路上で亡くなっていた個体を拾って投入したもの。
スカベンジャーが居ない場所ではタイコウチの亡骸がゆっくりと静かに朽ちていき、その過程で様々な生物の群がるポイントとなる。
これを見る事が個人的に好きなので、農薬によって亡くなった個体でない事が分かっていて尚且つ同一水系採集のものであればよくビオトープに投入している。
撮影こそ叶わなかったが、今回はタイコウチの体内にアカムシが潜む様子も確認できた。
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