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切り落とされたその髪は、死んだあなたに似てしまう


前回の記事にてBLEACHブリーチ29巻のポエムを引用した所、フォロワーから

「トモロウのnote、BLEACH29巻の話しすぎだろ!」

との感想をいただいた。

「はぁ?👴してないが…👴」と思ったものの、検索してみるとちょっと前に普通にしていた。
舌の根も乾かぬうちに、疵痕きずあとも癒えぬうちに。


BLEACH29巻 巻頭ポエム
BLEACH29巻 巻頭ポエム


もうすでに、過去に何を書いたのかも覚えていない。
いや、上記記事を書いている時は薄らと既述感を感じていたものの、毎日1000文字以上を書こうとすると、そこまで気にしていられなくなっていたような覚えがある。
ハッキリと思い出す事はできないが、いっその事、毎度お馴染みのネタ要素にしてしまおうとさえ考えていたかもしれない。


自分がジャンプを読み始めたのは小学6年生の頃で、ちょうどBLEACH29巻辺りの話だった気がする。
というか29巻の表紙のキャラクター、
チルッチ・サンダーウィッチとの戦闘の話だった気がする。

久保帯人らしさ溢れる、やたらと覚えやすい名前だったので未だに頭に残っている。



初めてジャンプを買ったその時のONE PIECEはちょうどエニエスロビー編が終わった後で、麦わらの一味の新たな手配書が配られる話だった。

そのため、先週分掲載の『成長したコビーとヘルメッポに再会するエピソード』をまるっきり見逃しており、トモロウが齢27でFILM REDを劇場で観るまで、マリンフォード編で赤犬の前に立ちはだかった海兵がコビーだとすら思っていなかった。
シャンクスが「若い海兵」って言うから、名もなき海兵の名シーンだと思っていた。本気マジで。

その際にヘルメッポが泣きながら「コビー!」って言っていたのに、コビーとヘルメッポが、遥か昔にどこかの病院に置かれていたコミックスで読んだ超序盤のキャラすぎてすっかり頭から抜けていた。

誘われて観に行ったONE PIECE FILM REDだが、「視聴前にせめて1巻のエピソードくらいは見返しておくか…」と思い立って、ONE PIECEが無料で読める公式アプリを使ってコビーの存在を再認識してから視聴に臨む事となった。

ビックリしたね。映画劇中で『あの若い海兵』が出てきて、「コビー」と呼ばれていたから。

「コビー…?コビーって、あのコビーしか………まさか!!」

と驚いてしまった。
作中でのルフィの反応に近いものがあるかもしれない。

驚いて仕方がなかった。「赤犬の前に立ちはだかったのも、あのコビーなのか!?!?」と。
重要人物すぎるだろ…。

しかも映画作中ではロッキーポート事件で多くの民衆を救った英雄と言われていた。
「はぇ〜…ワイ将の読んでないエピソードでも活躍してたんやなぁ〜…」と思った。

そして、FILM REDによってワンピ熱が再燃したトモロウだったが、ONE PIECEの現行エピソードまで読んでみてもロッキーポート事件の詳細が一切語られていなくて笑ってしまった。
作中のキャラクターが度々その重大事件の存在を仄めかすだけという、読者から見ればエグすぎる焦らされ方を、世界中のファンが今現在もされている。何なの!?!?
恐らく、この世界で尾田栄一郎先生と一部のスタッフしかその詳細を知らないのが現状だろう。

ロッキーポート事件について、映画か何かで語られる日も来るのだろうか。
ただし、劇場化するには『麦わらの一味がそのエピソードに関わっていない』という、興行広告的に致命的すぎる難点があるが…。




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