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自宅ビオトープにてマイマイカブリ幼虫を3年連続で確認


自宅ビオトープにてヒメマイマイカブリの幼虫を発見した。

ヒメマイマイカブリ2齢幼虫
2024/05/19撮影

なんとも感慨深い。
今回幼虫を発見した場所は、自分が成人してから初めてマイマイカブリの幼虫を発見した時のものと全く同じポイントだ。
当時はこの幼虫が庭に多数生息するアオオサムシであると勘違いしていたくらいにはオサムシの事を知らなかった。
あの頃と比べると流石に前に進めているが、あっという間に時が過ぎてしまった気がする。

2018年5月に発見したヒメマイマイカブリ幼虫


ビオトープを造成して雑草が繁茂するエリアを設けて以降は、元々庭に分布していたウスカワマイマイがビオトープ周辺に集中して発生するようになり、程なくしてマイマイカブリもこの場所に棲みついた。

ここ3年ほどの間は初夏に必ずマイマイカブリの成虫と幼虫を見かけるようになったので、完全に庭に定着したと言えるだろう。



チャック袋に入れて背面と裏面をそれぞれ観察する。

ヒメマイマイカブリ幼虫の背面
ヒメマイマイカブリ幼虫の裏面


一通り観察を終えてから生体を逃がそうとした時、すぐ側にオオスナハラゴミムシの死骸がある事に気がついた。
この虫もマイマイカブリと同じくカタツムリを専食して育つ生物だ。

ヒメマイマイカブリ幼虫と
スナハラゴミムシ成虫の死骸

今や一晩で100匹を越えるウスカワマイマイを見られるようになったこのビオトープ周辺は、巻貝食の昆虫にとっては天国となっているのかもしれない。



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