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【来日決定】 Letting Up Despite Great Faults を紹介!

いよいよ今月の21日〜24日に開催するテキサスはオースティンのドリームポップ / シューゲイズ・バンド、Letting Up Despite Great Faultsの来日ツアー。今回は彼らの事を知らない人にも来てほしいので、Letting Up Despite Great Faultsがどんなバンドなのかを改めて紹介していきたいと思う。

Letting Up Despite Great Faults

Mike Lee(Vo&Gt) / Kent Zambrana(Bass) / Daniel Schmidt(Dr)/ Annah Fisette(Vo&Gt)

LAで結成され、現在は音楽の街でもあるテキサスはオースティン拠点に活動中の4人組、Letting Up Despite Great Faults。元々はMike Lee(Vo/Gt)のソロプロジェクトとしてスタートし、その後Kent Zambrana(Ba)が加入しバンド構成へと変化していく。

2009年にデビューアルバム『Letting Up Despite Great Faults』をリリース。この作品でシューゲイザーやドリームポップといったジャンルの音楽性にエレクトロなサウンドやリズムをミックスした新しいスタイルを提示し、日本でも異例のロングセラーを記録するなど注目を集め、初来日公演なども行った。

特にこの「Our Younger Noise」という楽曲が人気で僕も大好きな曲。全インディーポップ・ファンにチェックしてほしい。センチメンタルを含んでるけど、踊れる曲で、本当に聞いていると過去の記憶とか失ってしまった友人とか楽しかったあの日とか色々と走馬灯のように思い出すスペシャルな曲だと思う。このMVも見ていると泣けてくるよね。

他にも個人的に大好きな曲が何曲も収録されているアルバムで、例えば「Folding Under Stories Told」という曲もスピード感のあるリズムを採用しばがらもシンセのサウンドの一つ一つがエモーショナルを生み出し、Mikeのヴォーカルの重なることで一気に映画を見ているかのようなノスタルジックな感情にさせられるし、「Pause」という楽曲とかも泣きながら踊れるような楽曲に仕上がっていて最高だ。特別に暗いアルバムではないし、小さなヒカリのようなサウンドが散りばめられているんだけど、アルバムが終わった時には本当に大好きな映画を見終わったときのように人生を振り返ってしまうような作品だと僕は思っている。

今回のツアーでは4月24日の東京 新代田FEVER公演でこのデビューアルバムの曲を全曲演奏してくれる事になっている。バンドも初めてやるそう。超楽しみだ。他の曲もやるので、ぜひ東京の人は2日間遊びに来てほしい。2日連続で遊びに来てくれた方には特典も用意するつもり。

バンドはデビューアルバムをリリースし、オースティンへ移住。その後今の体制になり『Untogether』と『Neon』 という2つのアルバムを2010年代前半にリリース。この2つのアルバムではギター / シンセのどちらの音も圧があがり、よりエレポップポップっぽさ / シューゲイズっぽさが増加した作品だと思う。その中で決して主張の強くないヴォーカルが美しく輝いているのがLetting Up Despite Great Faultsの素晴らしいところだと思う。

個人的にはこの辺りの曲が大好き。振り返ってみるとシューゲイズ / ドリームポップという言葉だけでは語れないほどにエレクトロ要素が多くて、それもまた彼らの音楽の特徴であり、良さですよね。

ちなみに2014年の来日公演の動画がYouTubeに上がっているのですが、これお客さんがテキトーに撮影してるので音質とか悪いけど、楽しさが伝わってくる素晴らしい映像。僕が先日SXSWで見たライブ中に子供が走り回ってたりして最高だった。オースティンって本当に素晴らしい場所なんです。

Letting Up Despite Great Faultsは2017年に『Alexander Devotion』というEPをリリースしたり、MikeとDanielは別プロジェクトのFanclubで活動したりとあったが、2022年に『Neon』以来8年ぶりのフルアルバム『Ⅳ』をリリースした。

デビューアルバムが名盤と言われるLetting Up Despite Great Faultsだけど、最新作の『Ⅳ』も確実に負けてない素晴らしい作品。先行曲として公開された「Gemini」は彼らの楽曲の中で最も王道で美しいシューゲイズで、ドリーミーで霧のように真っ白なギターサウンドに飲み込まれるかのようだ。そしてこちらもシングルとして公開された「She Spins」もこれまでに無いくらいシンプルなインディーポップで、2010年代のUSインディーファンが好きな人にはたまらないギターサウンドを鳴らしつつLetting Up Despite Great Faultsらしいシンセサウンドとノスタルジックなヴォーカルが加わり完全に昨年のベストソングの一つだと思う。

この「Gorgeous」という曲もスウェーデンのインディーポップっぽさがあって最高なので、ぜひチェックしてほしい。『Ⅳ』に収録されているシングル曲のスタジオライブも最高だし、今のモードがよりシンセよりもギターに特化している事もわかると思う。

そして本日彼らの最新EP『Crumble EP』がリリースされましたので、ぜひチェックしてください!会場では日本では買えるところがまだないCDとカセットも販売しますので、よろしくお願いいたします!

ということで、4月21日〜24日にかけてLetting Up Despite Great Faultsと一緒に東名阪ツアーを行うので、ぜひ遊びに来てほしいです。各地ゲストバンドにEASTOKLAB、softsurf、揺らぎ、Bertoia、17歳とベルリンの壁、BROTHER SUN SISTER MOONと各地シューゲイズ / ドリームポップが好きな人たちであれば間違いないアーティストをお招きしましたし、DJとしてUEDAさん、Matthew Bedfordさん(DREAMWAVES)、そして夏botさんも参加してくれます!

チケットは下記から購入出来ますので、よろしくお願いいたします!
それぞれの出演者をクリックすると音源に飛べるので、ぜひ聞いてください!

4月21日(金) 鶴舞DAYTRIP(名古屋)
w EASTOKLABsoftsurf / Matthew Bedford(DJ)
チケット:e+ / Livepocket / レコード付きチケット

4月22日(土)心斎橋 Music Club JANUS(大阪)
w 揺らぎ
チケット:e+ / Livepocket / レコード付きチケット

4月23日(日)新代田FEVER(東京)
w Bertoia17歳とベルリンの壁 / UEDA(DJ)
チケット:e+ / Livepocketレコード付きチケット

4月24日(月)新代田FEVER(東京)
★デビューアルバム『Letting Up Despite Great Faults』再現ライブ(他の楽曲も演奏します)
BROTHER SUN SISTER MOON / 管梓(DJ)
チケット:e+ / Livepocket / レコード付きチケット

Letting Up Despite Great Faults:Instagram / Twitter / Spotify / Apple Music

お問い合わせがある方は下記までご連絡いただければと思います!
Mail:tomorrow_herose@yahoo.co.jp
Twitter:tomorrow_event
Instagram:tomorrow_music

お待ちしております!

ライブハウスでの飲み代になります! Cheers!!!