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放課後デイサービスに通報されかけた話

うちの子どもは、気持ちの切り替えが苦手だ。
今はだいぶ落ち着いたけれど、怒ると身内に対してだけ、殴ってきたり、蹴ってきたり、つねってきたり、物を壊したり、暴言もある。

その行動を良くないと思ってはいたけれど、外では良い子で頑張っているからこそのストレス、状況説明が苦手で、うまく伝えたいのに伝わらないもどかしさなど、理由は明確で、本人にとっての大変さを一つ一つ潰していけば良いと推察している。

そこで、今回の話。
いつもお世話になっている放課後デイサービスの責任者兼先生と面談をして、自分の子どもの他害はかなり落ち着いてきたもののまだ少しあると伝え、先生方はこれから子どもからストレスがどんな時にかかるのか、話をしながら関わって行きますと言うような前向きな内容で終えた。

次の日の朝、放課後デイサービスの責任者から電話があり、「お母さん、職員間で会議をして、児相にお子さんを通報する事にしました。急に連絡されたらお母様が驚かれると思い、事前にご報告した次第です。こういう暴力をする子は1日でも早い対応が必要なんです。」

もう、パニックでした。
良くなってきているのに?これから病院の通院が始まり、薬も服薬するかもしれないのに?
昨日そんな話にならなかったよね?
早い対応が必要なのは、私も分かっているけれど、包丁を持ち出した訳でもなく、常に暴れている訳でもないのに、通報されて8歳で強制入院なんかさせられたら、子どもは一生立ち直れないし、大人を一生信じられなくなるのでは??

もうパニックながらも、だったら自分で相談しますと先生を説得するも、結果を待っていると、あくまでも通報して貰わないと気がすまない様子の先生。

まず、お世話になっている教育センターの担当心理士さんに事のあらすじを伝えると、心理士さんは、お子さんは通報が必要なレベルじゃないですと回答してくれた。そのままの状況を児相に話しても、絶対に相談で終わりますよと。

緊張しながら、児相に電話する。

私の保育士学校時代に習った児相のイメージは過去新聞からも、親が気軽に通報して、児相は人手不足から、事実確認をきちんとせず、子どもが無理矢理親と離されて、入院させられ、その子どもは心に一生傷を抱えた記事を読んだ事もあり、正直悪いイメージしかなかった。

電話が担当地区の女性に繋がり、全て話すと、病院にこれからかかったりお母様一生懸命動かれているのに、放課後デイサービスさん、なんで通報なんて発想になられたんですかね、と笑ってくださった。
また何かありましたら相談されてくださいねと優しく対応してもらって電話を切る。

ひたすら、安堵した。
最悪なことに履歴は残ったかもしれないけれど。

よし、と、放課後デイサービスの責任者に折り返し電話し、そのまま伝えると、驚くことを伝えてきた。

こちらと児相が繋がれる連携制度があります、そのほうがお子さんにとっても良いと思います。加算ポイントは発生しますが、繋がる方法を取って良いですか?と。

ふと、加算ポイントが欲しいのかなと思った。

私は、病院で服薬がないとなったら、その時はお願いしますと伝えると、責任者は承諾し、しぶしぶ電話を切った。

その責任者の方は、元小学校教諭をされていて、もちろん、子どものこれからを思っての提案だったかもしれない。

でも、新しくもう一つ放課後デイサービスを立ち上げたり、なんとも経営に必死さも感じる。

正直もうその放課後デイサービスの利用をしたくない。

でも学習支援があり、送迎がある放課後デイサービスが近所にない。本当に困った。

私は放課後デイサービスに理想を求め過ぎているのかもしれない。

全部が全部じゃないと思うけれど、福祉施設はどうしてもお金目的の闇を感じてしまう。。。



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