「10までの数え方」で人生は変わる
やっぱ十進法って人間的に便利だから、10までって、よく数えますよね。隠れんぼは10まで数えてもーいーかいだし、千円札は10枚で一万円だし、ランキングは当てるまで帰れま10だし。
皆さんは10までをどの様に数えますか?
いち、にー、さん、しー、ごー、・・・
あるいは、
ひい、ふう、みい、よお、いつ、・・・
でしょうか。ちなみに数字の読み方が複数あることは、海外の人が日本語を覚える時に躓くところの一つだそうですね。
というわけで日本語以外で、ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、・・・
麻雀好きなら、イー、リャン、サン、スー、ウー、・・・
と数えることもあるでしょう。
もう一つ、一般的に使われる10までの数え方を挙げておきましょう。
「だるまさんがころんだ」、です。
「だるまさんがころんだ」は10文字ですね。1数えるごとに「だ、る、ま、さ、ん、・・・」という仕組みです。
応用すると、1秒でちょうど「だるまさんがころんだ」を言えるように練習しておいて、物のスピードを測る人もいます。「だるまさんがころんだだるまさんがころんだだるまさ、はい、2.4秒。」てなもんです。例えば流星観測の時に、星の流れる時間をだるまさんがころんだで測る人は多いようです。
ここで敢えて、苦言を呈してみます。「1文字目も10文字目も「だ」だから、ややこしくない?」です。ついでに言うと「ん」も2回でてきます。「だだんん」に気付くと僕は思わずアナグラムしたくなり、そうすると「だんだんころがるさま」で、だるまさんは止まることなく転がっていってしまいました。
「ぼんさんがへをこいた」でも「ん」が2回ありますね。惜しい。
と、いうわけで僕が、10まで数えるためのもっと良い10文字を考えてきました!というか実際に自分でやってるやつを紹介します!
普段はサービス業ですからね、お金を数えることが多いのです。
重複の文字もなく、良い意味を持っていて、ついでにお金も喜びそうな10文字の言葉、それは、
「ありがとうございます」です。
けっこう普通のこと言ってる!と思ったかもしれません。が、10文字で誰でも知ってる言葉の中では、割と最大級に良い言葉ではないでしょうか。
千円札などはじきながら、まあ心の中で構いません、「あ、り、が、と、う、ご、ざ、い、ま、す」で1万円。と数えていきます。はい今幽☆遊☆白書のオープニングを思い出した方!同世代です。コロナが落ち着いたら一緒にカラオケ行きましょう。
それはともかく、ちゃんと便利に使えます。「ありがとうございますありがとうございますありがとうござい」、2万8千円、です。
斎藤一人さんの著書あたりを読んでみても、お金に感謝の言葉をかけるのは金運アップと言われています。感謝してお金に好かれて、しかも数えられるんです。
また、「ありがとうございます」を唱えることは幸せな人生を引き寄せる、という話もあります。「ありがとうございます」を言ってるうちに、言葉に引っ張られて心もなんだか良い気分になってきて、実際に良いことが起こりやすくなる、というわけです。いわゆるアファメーションのメカニズムですね。
竹田製菓のお菓子、タマゴボーロは、製造工程で「ありがとう」を100万回聞いている、という話は一部で有名です。この逸話自体は賛否両論かもしれませんが、ありがとうを言ったり聞いたりするのは誰でも悪い気はしないでしょう。
人生が変わるかもしれない数え方、皆さんもやってみてはいかがでしょうか。
と、今回の記事はまだ終わりではありません。これより更に良い10までの数え方、あります!それは!
「ひ、ふ、み、よ、い、・・・」
いや、それ昔からあるやつだろ、最初に書いてたじゃん。
そう言いたくなりますね。まあちょっと待ってください。
「ひい、ふう、」でなく「ひ、ふ、」と1文字ずつで区切るのがポイントです。ではそのまま、10まで数えてみましょう!
ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と
さあここに、漢字を当ててみましょう!
すると!
「日踏み良い胸や事」!
これはつまり、「毎日過ごす中で、楽しい出来事がたくさん起こる」、そんな様子ではないでしょうか。「胸」は自分の中から出る感情とかそういうもの、「事」は外側から訪れる出来事と捉えてみましょう。「踏み」からは継続性が感じられますね。きっと、アウトプットもインプットも良い毎日が続いていくということでしょう。
そんな素晴らしいメッセージが、日本の数字には隠れていたのですね。
これを思いついたのは、「ひふみ祝詞」というものを見てからです。
「言霊」のスピリチュアルな見解の場ではよく語られる祝詞です。いろは歌のように重複のない47字で綴られています。
その意味は色んな解釈があるため専門的な方の解説を検索してもらうと良いです。ハッシュタグにひふみ祝詞を入れておくので、色んな方の記事も参考にしてみましょう。ともかく、数字には不思議な力があることは本当でしょう。
10まで数える、という何気ない行為の中に、実は先人たちの叡智が秘められていたのかもしれません。
言霊や祝詞といえば神道ですが、トップ画はあえて十字架にしました。日本以外では「十の字」がないのですから呼び名は変わってきますが、ここにも「10」があります。また、「だるまさんがころんだ」は禅宗の達磨大師と深いつながりがありますね。このように、宗教なども超えたところに、10の持つ不思議な力があるのではないでしょうか。
信じるか信じないかはあなた次第です。
( 22.2.23 追記 )十字架について、日本語なら10、と書きましたが、日本語以外でも10がありました。「クロス」について、アルファベットの「X」で表記したりします。この「X」、ローマ数字では、10を表しますね。
また10に関する不思議が深まったようです。
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