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いろは歌スピンオフ

先日、いろは歌についての記事を書きましたが、最後はとても素晴らしい作品を紹介することができました。まだ読んでない人は読もう!

さあ、ここで大発表。

もっとすごい作品、あります!

とはいえ、いろは歌ではないです。いろは歌、を題材にした作品です。

いろは歌を、アンビグラム にしました。今回作ったのは点対称パターン。こういうパターンのやつ。

回転させても「かいてん」。

このように、ひっくり返してもいろは歌になるアンビグラムを作りました。「いろは歌」って文字列じゃないですよ。47字のあのいろは歌です。


これを作ろうというアイデアを思いついた時、自分でも、本当に47字もできるかぁ?と思いました。そう、いろは歌は47字もあるのです。ん、待てよ?47字、奇数だな。真ん中の仮名は何だ?

数えて見たら、「う」でした。

「う」か、ひっくり返しても「う」になるアンビグラム 。うん、できるな。

次に考えるのは最初と最後がアンビグラム にできるかだよな、最初はもちろん「いろはにほへと」、最後の7文字はえーっと、「みしゑひもせす」。じゃあ、対応するのは「い」と「す」、「ろ」と「せ」、・・・と考えていくわけです。すると、

「へ」と「し」はそのまんまできるな!

「は」と「も」、「に」と「ひ」も線をちょっとつなぐだけですぐできた!

7文字中3文字がすぐできる。これ、けっこういけるんじゃないか?そうなんです。最初に思った印象が「作れそう」だったから、実際作れたわけですね。


というわけで、お見せしましょう。


前回の自分を、今日越えて


いろは歌のアンビグラム 、こちらです!



やったーーー!

お気に入りは、「を」と「あ」、「な」と「お」、「む」と「ゐ」あたりですかね。今もう一度記憶なくしてまた新たに作れ、と言われたらこんなに完璧なの作れるかどうかわかりません。
逆に、よく見たら無理くり過ぎるだろ、というのも無いわけではありません。「よ」と「こ」とか頑張り過ぎですよ。ですが、いろは歌、という大きい作品の胸を借りたからこそ、全体で素晴らしい作品ができたと思います。


おまけの小ネタ

全体をぐねぐねの形にしたのは、「まっすぐだと見づらい」「かと言って七五調で区切ると対称形にならない」、っていうのもあるんですが、左右に「とかなくてしす」が現れるように配置しました。

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