京都から東京まで行って帰って来る片道切符の旅(前編)
さぁて今日は、少し前に所用で東京出張したときの道中記をお届けしたいと思います。
せっかくの機会だったので、前々から企んでいた少し変わったルートでの移動を実行してみました。
さて、どんな旅となったのでしょうか。
ともあれ、まずは京都駅にやってきました
(私たちのような大阪府北部民は、東へ遠出の際の新幹線は新大阪ではなく京都駅から乗るのがデフォです)。
あれっ?
でも先生~、ここ新幹線の乗り場じゃナイですよー。
ここから出る電車、ほら天橋立とか行っちゃいますヨ!
……ぁあぁ、乗っちゃった;
福知山まで来ちゃったじゃないですか。
えっ、まだ城崎温泉まで乗るの!?
城崎温泉駅、由緒ある温泉街の玄関口に相応しい趣にして、名物のカニもアピールしてます。
そして次なる列車の行先は鳥取。
途中、「餘部鉄橋」で名を馳せた餘部駅も通ります。
絶景です。
てなわけで砂丘推しの鳥取駅。
てかセンセイ、まだ山陰本線を西へ乗るんですか??
東京からどんどん離れる一方デスよ~
北栄町の由良駅は名探偵コナンを推してますね。
さすが作者・青山剛昌氏の地元。
一方、米子駅まで来ると、こちらはゲゲゲの鬼太郎だらけ。
でも先生、もぅ日も暮れちゃいましたよ。
東京行きはどーするんですかっ!?
大丈夫。
ついに乗りますよ。東京行きの列車。
ほら!
来ました!
寝台特急サンライズ出雲!!
さぁ乗り込みましょう。
シングル個室内はこんな感じ。
そんなこんなで、ずっと乗りたかった寝台特急サンライズ。
ついに懸案クリアです。
このあと伯備線に入った列車は岡山を経てそこからはいよいよ東へ。深夜の窓の外には舞子の浜の闇の中に白く浮かぶ明石海峡大橋の威容が見えたり、明け方には朝焼けに映える富士山の姿が拝めるなど、夜行列車ならではの車窓体験もできました。
明石海峡大橋が見えたあたりから、なんか朝に出発した場所へどんどん近づいていくというのも、なかなかの倒錯感があって可笑しかったです。
なお、サンライズに乗るだけなら、深夜0時過ぎに大阪駅で待っていれば、いちおうそこから乗ることもできるっちゃーできますが、せっかくならいっぱい乗りたいじゃないですか!
それで乗るなら少なくとも米子までは迎えに行きたいとずっと考えていたのを、今般は実行に移したのです。
かくして無事に東京に到着。
まごうことなき東京駅です。
ちなみに「サンライズエクスプレス」号、岡山駅で[出雲]と[瀬戸]が「合体!」してます。
ありがとう、寝台特急サンライズ。
そうして、このたびの東京遠征。
赤レンガの駅前から所用はスタートするのでした。
でも、旅はまだ終わってない。
「行って帰って来る旅」ですからねー…。
【後編】へつづくっ!
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