がんばらないことのすすめ
1年前、頑張りすぎて心のバランスを崩した。
自分の中に休むって選択肢がなくて、目の前のこと全部自分で背負い込んで、
「頑張り続けなきゃいけないんだ!!」
っていう謎の使命感に駆られて毎日必死に目の前のことに追われていた。
でも、ある日当然プツッと糸が切れたように何もできなくなって、ただ涙だけが出てきて、学校に行けなくなったのだ。
あれから一年、私は力を抜くことを意識して練習した。
普通はそんなの意識するもんじゃないのかもしれない。
力なんて抜くのがデフォでしょ!
と言うふうに思う人もいるかもしれない。
だけど私にとっては、力を抜く方が難しくて、常にフルエンジンで全てのことに向き合ってしまうことが、確実に自分を苦しめていた。
だから、適度に力を抜くように努力することにしたのだ。
スケジュール帳には毎週「休む」と言う予定を入れて、その日はどんな誘いがあっても「ごめん予定入ってる🙏」と言って断った。
休みを予定として死守したのだ。
あとは、8割くらいの出来で満足できるように意識した。
常に10割を目指してると、自分にも他人にも厳しくなってしまうからだ。
8割できたら満点!と思うようにした。
あとは何もしないで過ごす時間を作ったり、
ちょっとでも「疲れた、むり」って思ったら目の前のやること放棄して寝たりするようにした。
そうして過ごしてたら、気づけば少し力を抜くことに慣れてきた自分がいた。
完璧主義にいいことはあまりない。
けど完璧主義な自分はそう簡単に変えられないから、時間をかけてゆっくり休む練習をした。
そうすることで余裕ができて、自分にも周りにも優しくできる、いいこと尽くしだ。
だから私はいつも周りに、頑張らなくていいよ、と頑張らないことをすすめる。
がんばれ!と言ってくれる人はたくさんいるけど、やめちゃえ!と言ってくれる人はなかなかいないからね。
自分にとっては、やめちゃえ!の方が楽になれたから、頑張らないことをこれからもススメていく。
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