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ケアラーから要介護者への観測について

ケアラーケア・セラピストのTOMOKOです。現在は、理学療法士をしながらケアラーや今後親の介護に不安をもっている方々にむけ、介護に対する意識改革とボディセラピーを発信しています。

私の信念は、自分の内側で起きていることが現実世界に反映されている。
だから、自分の世界をハッピーにする事が目の前の要介護者もより良くなる、という事です。
読んだ方の気持ちと体が軽くなって頂けたら嬉しいです❤

今日は、量子力学について発信されているまこちん先生のブログを抜粋させて頂きます。
              👇
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『量子力学には観測問題ってのがあります。
 細かく言うとごちゃごちゃ色々あるんだけど簡単に結論を言うと
 これなわけです。

    この世のすべては人が観測してはじめて存在し始める。

観測ってのは「見る」ってことね。厳密に言うと「意識する」とか「感じる」とかそんなんも入ると思うんだけど。
まあ、とにかくわかりやすいのは「見る」ってこと。 で、ところでその観測ってやつは誰が?誰の観測なの?
その答えはね…
            あなた!です!
あなたの世界ではあなたが観測してはじめてすべてが実在になってそんで
存在しはじめるのよ。
これはもうね理論上も、そして実験でも完全に明らかになってるんだよおおお。
この世のすべては人が観測してはじめて存在し始める。
あなたが観測するまではねエネルギーの雲みたいなものしか存在してないの。
もやもやっとしたあいまいな雲ね。
それがあなたが見た瞬間に一つに事象が定まってそのときから物質や現象としてやっと実在しはじめるのよ。

実はぜんぶぜーんぶがそうなのだよ。モノもコトも…ぜーんぶね。
不思議だけどオモロいよねえ。わけわかんないけどなんかすごいよねえ。

     この世のすべては人が観測してはじめて存在し始める。
あなたの観測がこの世の状態を遷移させてる。
つまり変えている。
だーかーらーやっぱり世界は
あなた自身がつくってんのよ。

これ物理が出してる確実な答え。

そしてあなたは生まれながらにしてその力を持ってるのよ。

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私は、これを臨床現場や自分の人生で非常に強く感じていました。

私は、昔の自分が本当に未熟だったな、と思うのですが、
私は、私の周囲にいる身近な人達、特に両親、兄弟、同僚を『できない人』と観測していたように思います。その渦中は気づかなかったのですが、
気づけば、自分が何でも手を出し、手を出さないとまとまらない、と思い込んでいました。手を出すという事は、目の前の人にはできない、と観測しています。本当に自分がしたくてしているケース(Want)は別です。

色々と苦しくなり、目の前の人達の能力を信じ、過剰に手を出したり、心配したり、考える事をやめました。

つまり、私の周囲にいる人達は、『できる人』と観測しました。
そしたら、私がかかわらなくても物事が進みました。

いきなりは難しいかもしれないですが、ここで伝えたいのは、
目の前の要介護者の事を、認知症の人、○○の病気を持ってる人、と決めつけてしまっている部分がないかな?と見つめなおす事も、ケアラー側が楽になることの一つだとも思うのです。

要介護者のできる能力、残存能力に目を向ける。
その能力をケアラー側が観測していれば、そのできる能力が肥大していきます。
※もしできる能力がわからない、とい方は訪問なり施設のリハビリスタッフなどに聞けば教えてくれます。

これは、おとぎ話に聞こえますが、
   この世のすべては人が観測してはじめて存在し始める。
とすると、”病気”と観測しなければ存在しない?

急にそんな事言われても信じられないですよね(笑)
でも、自分に対してできる事、好きな事、得意な事を観測し、
要介護者に対しても今できる身体機能、素敵な笑顔、できた事を観測していくことです。なぜなら、その人を観測したように素粒子が形作られていくからです❤

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