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ベトナムで安全に過ごすために必要な7つのこと、その1。

みなさん、こんにちは。
ベトナム医療・生命保険代理店TOMONI VIETNAM(トモニ ベトナム)
代表・CHOの山岸です。

前回の記事「日本の当たり前は、ベトナムの当たり前ではない…当たり前ですが、[その2]」を読んでいただいただければ、ベトナムで不安なく生活・旅行するためには、万一の備えがとても必要で大切だということはわかってくださったと思います。
少なくとも、日本の「当たり前」と思っていた医療レベルを、ベトナムでも簡単に受けられると思うのは、とんでもない勘違いとなっていまうことを感じていただけたら、わたしの職務はまっとうしました!

ここで、終わってしまっては、「脅すだけ脅して終わりかいっ!」となってしまうので、どのように心がけたり、対策をとれば少しでも安全にベトナムで過ごせるのかというお話をしていきます。

ベトナムで安心に生活・旅行するためには。

まず!ベトナムでどんなことが起こりうるのかを知る。
もちろん、皆さんが病院に受診するような機会なく楽しく・安心に過ごせるのが一番ですが、どうしても可能性が0にならないところでもあります。
でも、ベトナムではこんなことが起こるのだと知っておくだけでも違いますよね。

というのは、
以前に東京都生活文化局が毎年行っている“外国人のための防災訓練”に通訳として東京大学目黒教授のコーナーを担当した時のことです。
教授が考案した地震防災巻(目黒巻)に出会ったのは、、、
地震防災巻(目黒巻)とは
人は想像したことのない事態が起こった時に、全く対応ができない。という点に対応するために作られた災害イマジネーション支援システムです。
内容は、地震発生の状況を事細かに設定して、発生時から3時間後まで詳しく分刻みで自分が何をするのかをシミュレーション・記載することで、実際に起こっても対応できるようにするというものです。
このサイトに実際に使用したことなど書かれていたのでぜひ読んでみてください。
防災巻(目黒巻)体験 による災害時行動イメージトレーニング

目黒巻

「人は考えたこともないことが自分の身に行った時に頭が真っ白になり、何も出来なくなってしまう」これは災害時だけでなく全てに言えることだとも思います。
つまり、
それは異国のベトナムで家族や友達が倒れ救急車を呼びたい!病院を受診したい!などの事態に陥った時に、ベトナムでの医療情報を何も知らない状態で、
そこからインターネット(もしSIMカードや、海外用ポケットWi-Fiを用意してなかったら、そこからWi-Fiが繋がるところまで移動しなくていけない。)で
「ベトナム 救急車の呼び方」「ベトナム 病院 救急」など調べていたら間に合わないかも知れないし、実際にパニックに陥っている時に冷静に最短にベストな方法を見つけるのはまず困難であるということ。

何度も思ってしまいますが、そんなことが起こらないのが本当に一番なのですが、
日本でいろんな形で救急搬送されてきた患者さんを日常的に見てきた私からすると、そんな緊急事態が自分の身に降りかかることは確率でいうと、確実にベトナムでの方が確率がとても高いと言い切れます。

ベトナムの交通量・ベトナムルール 

ー小顔分の車間距離、車線無視、赤信号からのマリオカート発進、接触事故はノーカウント、パッシングは「俺が先」の合図、公共バスの運転が一番クレイジー。

ベトナムに旅行に来たことがある方や、すでに住んでいる人はご存知だと思いますが、この交通量ですよね。またベトナム式交通ルールですよね。
小顔の人の頭1つ分くらいの車間距離車線はあってもないようなもの、信号機もカウントダウン式なので赤信号からのカウントダウンはマリオカートのようなロケットスタート発進するようなベトナム人の運転を見ていると、交通事故件数が多いのも全く不思議じゃないです。
実際にバイクや車などの接触なんて日常茶飯事で、それに対してベトナム人同士は、「Không sao!!(気にしないで(^ ^))」とお互い一言言葉を交わして終わりですから。
接触事故は事故にカウントされないようです。
また、日本では、車を運転していてパッシング を使って「お先にどうぞ!」としますよね、ここベトナムではパッシングは「俺が先に行くから、突っ込んでこないでね!」となります。
一番すごいなと思うのは公共バスの運転手と、タクシーですよね。
日本では行政の移動車や民間タクシー、運送会社の車では会社のイメージにも繋がりますし、安全運転第一ですよね。
ところが、ここではベトナム人の友人にも公共のバスが一番頭おかしい運転して来るから気をつけろと言われますし、日本とは違うとか、クラクションがうるせーとか、いちいち目くじらを立てずに身の安全を守りながら 文化の違いを楽しんでみてください。
また、排気ガスも太陽の直射日光も凄いですから、少しでも体が疲れていたり弱っていると、ガツンと来ます。

安全な都市ランキング1位東京、3位大阪のある日本と48位のホーチミン

私たちはただでさえ、
「2019年世界で安全な都市ランキング」1位東京と3位大阪のある日本に生まれて来ましたから、「2019年安全な都市ランキング」1位東京、3位大阪のある国で育ちましたから。
そんな私達が「2019年安全な都市ランキング」60都市中48位のホーチミンのあるベトナムで楽しく安全に健康に過ごすには、やっぱりしっかり備えていかなくてはいけないですよね。

前振りが長くなりましたが、ここからが本番です。
以上のベトナムの現状を踏まえて、わたしが提案する

ベトナムで万が一の事故病気になったときも大丈夫!となるために必要な7つのこと

ステップ1:ベトナムで起こりうるすべてのトラブルを知っておく。ステップ2:医療保険に入る。または海外保険付きのクレジットカードを持つ。
ステップ3:病院をあらかじめ調べておく。
ステップ4:海外で使用可能なクレジットカードを持つ。
ステップ5:予防接種を受ける。
ステップ6: 日本で市販薬を買っておく。
ステップ7:SIMカードを買う。

本題に入ったばかりですが、あまりに前振りが長くなってしまったので、
ベトナムで万が一の事故病気にあってしまった時に備えるための必要な7つのステップについての具体的なことは次の記事でお話をしていきます。

つづきは、こちら。
「ベトナムで安全に過ごすために必要な7つのこと、その2。」


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