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2021.03.07 IRONMANになって1年。

どうもこんにちは、ともむーんです。

ニュージーランドまで行ってIRONMANになって早一年、あの日の喜びは生きている中でもそうそう感じることはないでしょう。

スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km。

冷静に考えてみると馬鹿ですよ。謎に大金払って、謎に海外まで行って、謎に苦しんで、謎にカロリー消費して。

頭悪いとしか言いようがないこの競技ですが、世界中にIRONMANを愛する物好きが確実に存在しています。勿論自分もそのうちの一人な訳で。

1年間の振り返りと思い出をざっくりと。

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このなんとも形容し難い表情。もうちょっとマシな顔して欲しいですよね。この写真だってけっこう高いんだし。ふざけんな。

なんでこんな顔をしているのか、気になる人は是非IRONMANに。

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Swim 1:06:05

右の方に写っている奴です。今なら1時間切れる気がする。知らんけど。

ここタウポ湖ってとこなんですけど、水深が浅いこともあって湖面がずっと見えてました。日本と比べたら透明度比べものになりませんw。

IMNZは大砲スタートです。しかもコナのみたいなちゃちいやつじゃなくて、軍隊のガチモンのやつ。ビビるレベルでうるさかったですねw。あと近年では珍しい全員一斉スタートでした。千人越えのムキムキマッチョマンの中にこんなヒョロっちいやつがいた訳で、ほんとに怖かったw。

そういえば頭殴られたな、どっかのでっかい人に。でコンタクト消え失せたからT1で新しいコンタクト入れたのは良い思い出。

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Bike 5:43:04

バイクに関して、今の方が遥かに強いってことを断言できます。確かこの時はFTP220wくらいじゃなかったかな。逆によくそんなんで完走できたなって感心するレベルなんでw。多分今は270wはあると思ってます(FTPテスト嫌いだから測ってないけどw)。

このコース、片道45kmを二往復です。周回の最初と最後にちっちゃい峠が一つだけでほぼド平坦なんですけど、外国人が速いのなんの。やっぱりパワーは正義ですね。

だだっ広い雄大な自然の中を走るので、気分はほぼローラーでしたw。ネコだかタヌキだかの死骸がちょこちょこ道の真ん中にあるくらい。NZの路面は荒いっていうブログをいっぱい見ましたが、日本のあんまり整備されてない道路レベルで特に気になることはなかった気がします。

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Run 4:12:21

ジャストキロ6。ランじゃないですね、ジョグですね。毎回そうか。

14キロを3周なんですけど、最初の一周と最後の一周は倍くらいの差を感じました。まあ見事なビルドダウンだったのでしょうがない。ランに関しては一年前と今はそんなに変わってない気がします。距離耐性つけたいですね。

思い出はそんなにないですw。最後の一周は内臓疲労でなんも食えないし飲めなかったくらい?。タウポ湖めっちゃ綺麗なんで、湖畔走るのは最高でした。一周だけで十分だけどw。

ここの湖畔、多分リゾート地で別荘いっぱいあってそれ見るのはけっこう楽しかったです。

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Total 11:12:13

最後の2キロくらいはずっと涙ぐんでました、遅いくせにw。ウィニングロード?はまじで見ず知らずの人たちがハイタッチしてくれて、ほんとに嬉しかったのを覚えてます。あんな顔してるけどw。

そしてフィニッシュの瞬間。

”Tomoya Araki from Japan!

You are an Ironman!!"

たったこの一言のためだけにやってきました。冒頭にも書きましたが、本当に馬鹿げていると思います。こんな言葉のためだけにって。

でもしょうがないんです。自分はその世界に憧れてしまったんだから。

やってる最中は何度やめてやろうかと思ったことかわかりませんが、終わった瞬間には次のレースのことを考えているんですよ。学習しなさすぎです。トライアスリートの性ですねw。


今でも鮮明に覚えてるフィニッシュ後の思い出。

フィジカル貧弱すぎて、フィニッシュ直後に倒れ込む俺。

駆け寄ってくれるボランティアのおばちゃん二人。

”How do you feel?"

”I'm so happy!!"

首を傾げる二人。1秒経ってから

"Oh! Congratulations!"

”Thank you!"

で二人に抱えられ医務室に連れていかれる俺。

そのあとは医療ボランティアの人にいろいろ話しかけられたけど、正直覚えてません。オレンジ無理矢理食わされたっけ。

このミスに気付いたのは翌日。

"How do you feel?"って聞かれたから、感情の気分の話をされてると思ったけど、あれ体調の気分の話をされてたんですね。あー恥ずかしw。

なんでこいつら人が完走して喜んでんのに不思議そうな顔してるんだって思ったけど、そりゃそうなりますよね。まあ完走直後で頭が回ってなかったことにしときましょう。普通の状態であれば絶対答えられましたから。え?

英語って難しい。。。


国籍も人種も越えて交流できるってなんだかんだ難しいことだけど、こういう場から広がっていくのもありかなって思ってみたり。こういうのを建築に落とし込めるとけっこう良いんじゃないかなって感じます。

今年はコロナで出れなかったし、来年は諸事情で資金不足だから多分厳しいし、しばらくは出られなさそうです。でもまあ近い将来、コナに行きたいよね。

というか行きますよ、自分は。決めたんで。

Anything is possible. ってやっぱり良い言葉。

2021.03.07

最後に是非これ見て欲しい。レース翌日に見せられてまじ泣きそうでした。少しでも魅力を感じていただければと思います。

この記事書いてて泣きそうになったのは内緒です。今日の練習とかは明日のにまとめて書きます。

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