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休職と求職と空っぽの私

今日も今日とて…橋を渡る

休職して3日目。はたと気付いたことがあった。
そういえば…6ヶ月定期を購入したばかり…

私はウォーキングは好きじゃない。
ただ歩く。歩くのを目的とした行為に、まったくもって興味がわかず。
運動はするに越したことないのは分かっているけど。

それで、わざわざ橋のある駅まで電車で向かい、橋を渡って返ってくるようになった。距離にして2.8キロ。私の足だと50分程度。私に言わせると、これはウォーキングではないのよ。「橋を渡る」という行為なの。

なのでわざわざ橋を渡りに行くのです。

青い空と渡り鳥。
物思いにふけるのにも良い時間。

適応障害との診断を受けても、私にはあまりその自覚がなかった。
毎日、美味しく物を食べることが出来た。
実に長い間、我慢を強いられてきた割りに、美味しく食事を頂けた。
食べたいものが浮かぶ日もあった。

父が亡くなったときに、「口から物を食べられなくなったら早い」と聞いていたので、食事が美味しく食べられるうちは、まだ大丈夫だと自分に言い聞かせてきたからなのかな。

休職してからは、朝・昼・晩の食事を用意することで時間を刻むようになった。当然、そのために買い物に行く。
何があって、何が足りないのか…ちゃんと考えて買い物が出来た。

なのにまったく出来なくなったこともあった。
まず片付けることが出来ない。
眠ることが出来ない。
食事以外で、何かを考えたり行動することが出来ない。

ただ、朝・昼・晩を食事で刻むことで1日が過ぎていった。
なので最初に処方された「不安時に飲む薬」は1度だけで、あとは「睡眠導入剤」のようなものだけが処方された。

先生は私は軽いほうだと言ってくれたのだけど、軽いのかどうか自分ではよく分からなくて、どういったことが基準でそんな風に言われてるのかも分からなかったんだけど…身体に出た異常は自分からは一つも口にしなかった。

更年期もあるかもしれないし?!…なんて思ったりもして(笑)

でもここに来て、色々な方の記事を読ませて頂くなかで、私は軽い症状なのかもしれない自覚した。

仕事は、しなければ生きていけない。
そんな焦りから手当たり次第に応募して、面接にも行ってみたけど、そこでの面接官の質問に「???」が生じて…結局断ってしまった。

苦労して仕事を休職して、焦ってまた同じ苦労を強いられる必要があるだろうか?と思ったから。

焦ってるうちはダメだと思った。

なので求職にも慎重になろうと思った…今はまだ空っぽの私。


#適応障害
#休職




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