いつもと違う選択をして、得られた気づき

あれをしなきゃこれをしなきゃと頭の中の思考が忙しくて、考えてるだけで何もできずに時間が過ぎていく。それでまた焦る。
まず仕事を片付けよう。そう思って仕事を始めようと思ったんだけど、なんか違う感じがして、私は料理を始めた。
鶏肉に下味をつけて小麦粉をまぶして、フライパンを温めてバターを溶かして、鶏肉を焼いていく。

ジューっという音がして、パチパチ焼けている音がして、次第にその音の高さが変わってくる。乾いた音になってくる。その変化を待つ。音を感じる。
お肉をひっくり返すといい焦げ目!
五感で感じている時間。めっちゃ心地いい気持ちいい時間。

ふと、料理って丁寧に五感を使ってすると、瞑想してるのと一緒だなと感じた。

ん?掃除、洗濯、家事全般、みんな丁寧に五感を使ってやったら料理だけじゃかくてみんな瞑想なんじゃないか?
ん?歩くことも、全ての行動が丁寧にゆっくりと味わいながらすればそれは瞑想そうなんじゃないか?今その瞬間を丁寧に感じる。
生きること自体がそうなんじゃないか?って派生していった。
一つ一つの所作を丁寧にゆっくりと行う華道や茶道。わー!これをやってた日本人って、本当にすごいって思った。
私たちの遺伝子にはそれを感じ取れる感覚があるんだよね。嬉しいよー!
日本の文化大切に継承していきたいって思った。
まずは着付けやろう!
ばばばばー!っといろんな考えや感情が溢れてさ、
忙しく過ごしてた最近の私は全く反対のことをしてたなって思ったの。
丁寧に食事を作ること、味わって食べる時間を疎かにして、すべきことをまず片付けなきゃって。
でも身体を感じる時間はしっかりとってた。だからなんとかバランス取れてたのかな。

何事もさ、丁寧に向き合って、大切に扱って、所作をゆっくりにしてみたら変わってくる気がするんだよな。自分の身体を扱うのと同じ様にさ。
まずは自分に愛の眼差しが向けられていることを思い出して、自分と仲良くなれたら、目に映るもの、全て、同じ愛を向けられる様になるんじゃないかな?そうなりたいな。
もっとシンプルに、丁寧に味わえる身体と心を育てていきたいな。

いつもと違う選択をして、気づけてよかった。
またすぐ忘れちゃうかもしれないけど、何度も思い出していこう。


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