お一人様の楽しみ方、外飲みで・・。(過去録)
まだ、私が38歳の時でした。もちろん、働いてました。夫は、山の遠征やらで、長期の留守。
思うことは、家で、紙パックのお酒を買ってきて、一人飲みするよりも、3000円ぐらいと、予算を決めて、入りやすい、カウンター形式のお店を選ぶ。
過去録
家飲みの一人酒は、体によくないです。失態もします。
仕事帰りに、夕飯もかねて、バーのようで、和食も用意されたカウンター席の小さなお店。仕事帰りにたまたま寄ってみた。メニューは、その時々の旬のお魚のお刺身を注文しました。
どちらかといえば、日本酒が好きで、珍しい日本酒を受け皿がマスで、コップに一杯の銘酒。ちびちびと、一人カウンター席で飲んでいても、客は2〜3人。また別の種類の銘酒を注いでもらい、ちびちびっと。
で、もうやめておこうと。一人のみの緊張感で。
私は、どちらかといえば、みんなでギャーギャーいう会食よりも、カウンター席に座って、少しの肴と、美味しいお酒があればよかった。
最後は、〆のチリ麺山椒ののったご飯が軽く、一杯、もぐもぐ食べて。
おあいそ。
〆のちりめん山椒のご飯は、最高に美味しかった。
第2、会員制スナック(クライアントのご招待)
会員制スナックなど、行ける身分ではないのだが、クライアントからのご招待で、いつも連れられて。
下品な会話、行動もなくて、とても上品な振る舞いでした。洋酒は、全くわかりません。何やら、とてつもなく、薄い水割りを作ってくださり、緊張感のあまり、黙って、話を聞いているだけでした。ホステスさんは、烏龍茶の缶をマスターが気を利かせて、受け取って、飲まれていたようです。会員制ですから、とても静かで、私たちグループの他に、もう1組お客さんが見えただけでした。
ホステスさんの、気の利いた会話力には、頭が下がります。自然と、手は動き、水割りを作り、その自然な動きが妙味をまし、不思議な空間を醸し出します。
ポッキーを勧められても、カチンコチンでした。夜中ですから、食べれませんよね。
田舎者の私は、母お手製のポーチをかけたままでした。すると、ホステスさんが気がついて、「あら、素敵ね〜」と。そんな感じですね。
お店が閉まる時間でもあり、一緒に、ホステスさんとエレベーターで、道路まで出る時、ホステスさんも、海外旅行など楽しんでおられ、または、英語の勉強に励んでみえるお話を聞いて、それから、タクシーをひろってもらい、帰路につきました。
夫の方も、酔い潰れるほどでなく、シャッキンとしてましたね。でも、このお店も、ママさんの体の具合が悪いとかで、閉められてしまいました。
(会員制スナックの思い出)
隠れ家的な、テールラーメンのお店
これは、寒い冬、夫に呼び出されて、入り口が、私の短い身長でも、頭を下げて潜る、くぐり戸のラーメン屋さん。
そこに入ると、夜も遅いので、お店の店主だけで、大鍋には、串に刺した土手煮だったか、おでんだったかグツグツと煮えていた。ああ、確かおでんでしたね。
お酒の注文はなしで、ご自由に、お酒を温めるケースに入った、ワンカップを取り出して、好きな串を選ぶ。
テールラーメンが絶品でした。
お会計は、串の本数と、ワンカップの数で計算。これもそんなに食べれるものではなくて、数本と、ワンカップ1杯分、プラスラーメン代でした。
寒い季節になると、この潜り戸を思い出すのです。
(テールラーメンの思い出)
今は、お酒をさっぱりやめました。ただ開高健さんの「新しい天体」を読み、書くことにいたしました。
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