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わたしの好きなメキシコ料理『トスターダ』

メキシコに住んでもうすぐ丸2年、私はすっかりメキシコ料理の虜です。

肉、魚、野菜と食資源な豊富なメキシコでは食文化がとても豊かで、日本のような「伝統郷土料理」や「ご当地メシ」が州によってあったりします。

メキシコに来る前は、メキシコ料理といえば「タコス」「アボカド」「サルサソース」そんなイメージしかなかった私ですが、メキシコ生活に慣れるとともに、メキシコ料理の知識、そして愛が深まっているのを感じます。

そんな美味しいものが多いメキシコ料理の中でも、私が特に好きなのが『トスターダ(Tostada)』です。

マグロのトスターダ(Tostada de atún)


トスターダとはトルティーヤ(タコスの皮)を揚げたものを指し、その上に具材とのせて「◯◯のトスターダ(Tostada de ◯◯)」と言います。

この写真はマグロのトスターダ。
パリパリと揚げられたトルティーヤの上に、オリーブオイルに漬けたマグロ、そしてアボカドと揚げた玉ねぎがのっています。

トスターダの具材に選ばれるのは、シーフードです。
タコスは肉や豆を挟むことが多いですが、トスターダの主役は魚介。

味付けされたマグロやセビーチェ(海鮮マリネのようなもの)、エビ、タコなどが具材としてのっています。

上の写真のトスターダはマグロ、アボカド、パクチー、にんじんがのっています。

トスターダの具材のシーフードは刺身がそのままのっているのではなく、味付けされたものがのっていることがほとんどです。

上の写真のトスターダは酸味はきいており、レモンと私の知らないスパイスで味付けされていました。

こちらは、エビ・サーモン・マグロのトスターダ。
これも絶品でした。

魚介好きが多い日本人にとって、タコスよりトスターダの方がウケがいいんじゃないかと思っています。

日本でタコスはあまり流行っているとは言えないポジションですが、トスターダが上陸したら絶対に流行るんじゃないかと。

しかも日本は生魚が美味しいし、本場のメキシコを超えられるんじゃないかとも思っています。

メキシコ料理の中で、私が1番好きな『トスターダ』
ぜひ機会があったら、食べてみてほしいです。

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