見出し画像

思っちゃった我はここに在る

ときどきだけれど、ふうっとして
ときどきだけれど、ハッとして
わたしはどうしてここにいるのだろう
そんな疑問が湧いてきて
そんな疑問にとらわれて
息が苦しくなることがある

生きているから、生きている
我が思っちゃうからわたしがいる
古今の哲学者が
もう答えを出してくれているよね
でももし、それらが全て
イカサマだったら

怖い、恐ろしいね
ここに”在る”ことは確かなのに
ここに”在る”自分をどうして疑う
そもそも、”在る”ってなに
存在ってなに
あああ、わからない

哲学モドキの、へんてこりんな
意味のわからぬ思考の先に
答えは待ってくれているのか
それとも塀の上で笑っているのか

こんなガラクタに近い、わたし
生きていて、こうして書いていて
もう、遠くを眺めるだけにしようか

答えが、わたしが生きている間に
理解できるとも限らない
いや、まず理解できない
だったら、ちょっと自炊して
鳴り始めたおなかのために
夕ごはんでも作りましょうか

それがきっと、わたしの”生きる”
無粋かもしれないけれど、わたしの”哲学”

未熟者ですが、頂戴いたしましたサポートは、今後の更なる研鑽などに使わせていただきますね。どうかよろしくお願い申し上げます。