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やっぱり王様 「わるい王様とりっぱな勇者」 二次創作詩05

ぬーん
こう、王様などと言う職業
いや立場か
やはり馴染まない

平等に、そしてみなが安心安全で
暮らしていけるように手配する

少々表現が違うのかもしれないが
まあ勘弁してもらいたい
そう、手配していくことは
べつにひどい苦なのではないが

なんともはや
刺激と言うか、スパイスがない

仕方がないと思ってほしい
たしかにわたしは、王様であり
ゆうの「おとうさん」であり
みなの信頼に答えるべき、立場

ではあるが
同時に、かつての魔王でもあるのだから

争いがないこと
それがたっといのは、身にしみてわかる
笑顔は素晴らしいし
思いやる気持ちも素晴らしい

なのになんだ、この
モヤモヤしている、赤黒い感情

アレなのだろうな
感情を捨ててはいけないのだ
思うことと行動すること
分けねばいけないのだ

今から、再び世界を
混沌に落とそう

それはない
わたしとて懲りたのだ
だからだ
だからなにかが疼くのだ

述懐しても始まらんな
切り替えて、こそ

ゆうがいる、みながいる
みなが笑っている、何を望む
他に何を望む?
わたしはやはり、王様なのだ

(画像はスクショより)

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