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運動会の放送

9月に入って一番の大きな行事といえば「運動会」ですよね。
朝早くからお弁当作ってシートの場所取り合戦があって、家族総出で盛り上がる運動会。新型コロナウィルスで去年からだいぶ変わりましたが、いつになっても運動会は大人も子供も少しドキドキワクワクするものです。
実は娘が今年運動会の放送係になりました。放送委員会に入って運動会の放送をするというのは一種の憧れでしたよね。
娘も連日原稿を片手に練習をしていますが、どうしたらいい放送が出来るのか昨日聞かれました。そして練習を聞いたのですが、あれって全国共通なんでしょうか?

「一組目がスタートしました。紅組トップです。白組頑張ってください。」

文字だと音がないのでアレですが、なんとなく皆さんの頭の中に放送の声が思い浮かんだでしょうか?フレーズは適当に書きましたが、なんとなくトーンが同じで独特なあの言い方。昔から疑問には思っていたんですよね(^_^;)まぁ、娘も同じくこの言い方でした(笑)


運動会の放送のコツ


娘に聞かれたので、今回は運動会の放送に的を絞ってお伝えします。まずは・・・


〜アナウンス編〜

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運動会の放送をするにあたって、一番まず必要になるのが


明るく元気にハキハキと!!

これが大前提です。運動会は基本的に屋外で行うので、周りの反響音や沢山の保護者達の声援などもあるので、より一層必要になります。幼稚園や保育園などでは体育館で行うところもあると思いますが、体育館でも同じです。体育館は反響が特にしやすかったりするので、聞き取りやすい放送が求められます。
そして元々の原稿が用意されていることがほとんどだと思いますが、それにプラスアルファな要素を入れるとよりアナウンスの魅力が増します。
例えば


「プログラム◯番、1年生によるかけっこです。」

このアナウンスよりも


「プログラム◯番、1年生によるかけっこです。1年生は初めての運動会、広い校庭でより走る距離も長くなって、ドキドキしています。皆さんの応援が子供達のパワーになりますので、ぜひたくさんの声援をお願いします!」


こういう一言があるだけで子供達もですが、応援する保護者の皆さんも嬉しくなりますし、この走る前や終わった後のアナウンスには時間があれば事前に担任の先生などに話を聞いておくと、より詳しいエピソードを盛り込むことが出来るので、事前調査はオススメです!

私は2人の子供がいますが、幼稚園で5年間放送&実況を担当していました。事前に先生方から競技の詳細や子供達の練習の時の様子、またアナウンスは公平にしなければなりませんので、全園児の名前を呼んで実況してあげていました。これは幼稚園ではかけっこやリレーなどは全園児の名前がプログラムに書いてあったりしたので出来たことですが、もし幼稚園や保育園で放送を担当する時がありましたら、ぜひ名前で呼んで実況してあげると喜ばれます。


そして次に紹介するのが・・・


〜実況編〜

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これはなかなか慣れないと厳しいものです。
ですが、運動会においてはある程度のテンプレートみたいなのはあるので、そこに一言でも付け足せるといいですね^^
「6年生男子1組目、スタートしました!飛び出したのは紅組です。その後ろを白組と青組が追いかけます。2位争いも激しいようです。おっと第1コーナーで白組が少しリードしたようです。このまま先頭の紅組に追いつけるでしょうか!さすが6年生みんな早いです。あっという間に最後の直線に入ってきました。2位の白組が紅組に迫る!紅か白か、白か紅か、1位はどっちだ〜!? ゴール!!!紅・白・青の順番でした!!」


私が実況するとしたらの一例にはなりますが、こんな感じになります。


イメージは古舘伊知郎さんでしょうか(笑)


とにかくコツとしては目に見える情報を言う!そして実況で大事なのは滑舌です!ついつい早口で実況しないといけないので、よりクリアにしなければならなりません。自分の喋れる速度で構わないので、なるべく情報をたくさん伝えてあげるようにすれば大丈夫です!イメージとしては、目を瞑った状態所謂ラジオのような状態で言葉だけでその光景が目に浮かぶことが出来るようならいいのです!でも実際はみんな同じ光景を見ているので、一言必ず自分の言葉として言うのだけでも大丈夫です!慌てず冷静に競技を見て伝えてあげてください^^


運動会の時期になるとついつい私も実況がしたくなるので、自分の撮る動画には毎年実況が入っています。しかも見てる人が後で見返した時により面白くなるようにモリモリで実況するので、これが自分も家族も毎年の楽しみだったりします(笑)

今年は娘が放送をするので変な緊張感がありますが、娘のアナウンスや実況は私をイメージしながらするそうなので、それが吉と出るか凶と出るか・・・本番を楽しみに待ちたいと思います(^_^;)

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