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【ベトナム旅13】アオザイの変遷

ちきりんさんのVoicy(2023年1月12日)「マリー・クワント展でいろいろ再認識」を聞いて、ちきりんさんんがベトナムのアオザイのデザインの変遷について、お話してくれた事を思い出しました(*^^*)

ホーチミンに着いた2日目。
市内観光で、ホーチミン市を一望できるサイゴン・スカイデッキに行きました。

2010年に完成した68階建てのビテクスコ・フィナンシャルタワー、その49階部分に展望台がありました。

その展望台には、小さなアオザイ展示室もありました。

アオザイとは、ベトナムの女性の衣服。アオは着物,ザイは長いの意。クアンというゆるやかなズボンを下にはく。中国服の影響を受けたスリットの長い衣服で南方の気候に適する。衿(えり)はチャイニーズ・カラー,紐(ひも)付きの大きなクーリーハットのような帽子をかぶる。

株式会社平凡社/百科事典マイペディア

アオザイって、腰から裾にかけて長いスリットがあるので、歩くたびにヒラヒラと裾が揺れて可愛いんですよね。

アオザイの本物を10数点展示していたり、過去のアオザイの歴史を写真で見せる展示、映像で見せる展示がありました。


私は「色んなデザインがあって、かわいいな~」ぐらいでさらっと見ていたのですが、ちきりんさんは過去の写真や映像展示をじっくり見ていました。

そして、「アオザイの変遷が面白いのよ」とじっくり見ることを勧めてくれました。

その上、「昔はこんなデザインだったのが、段々と現代風になり、もはやこれはアオザイなの?というデザインまであるのが面白い」と解説してくれました。

そして、20年ぐらい前にちきりんさんがベトナムに行った頃、ベトナムの人はこんなアオザイをみんな着ていた、というお話も。

お話を聞きながら、沢山写真を撮ったはずなんですが、なぜかあまりない・・・。高層ビルで写真のアップロードが間に合わなかったのか、なんなのか? 下記はかろうじて残っていた写真です。

1980年のアオザイ

残念ながら、ちきりんさんが「もはやこれはアオザイなの?」とおっしゃっていたモダンなアオザイの写真は撮れてませんでした(T_T)

ほとんど普通の豪華な現代風なお洋服、というアオザイでした。というか、アオザイです!と言われなければ、普通のお洋服でした。

ちなみに、このビルはベトナム国花の蓮の蕾をモチーフにしたユニークな形です。一番右端の写真がビルの外観。ヘリポートもあります。

ホーチミンにはヘリポートのある高層ビルが多い印象を受けました。これはベトナム戦争終結時に、米軍がヘリで逃げたためでしょうか(笑)。

展望台からの景色。あいにくの曇り空でした。

真ん中で右から左に伸びる茶色の石畳の道が、多分、夜のホコ天になるグランフエ通り。広い!

下の写真の地域はまだ小さい建物ばかりなので、ちきりんさんが、いずれ大規模開発されていくのでは?とおっしゃってました。

私が気になったのはこちらのビルです!

建ててる途中なの?それとも??

現地の通訳ガイドRさんに聞くと、「オーナーが何度も変わっているが、建築が止まっているままの悪名高きビル」とのことでした。

やっぱり・・・。建てている途中なら、ビルの回りに足場などがあるはずです。こんな開けっ放しの状態では、すでに色んな基礎部分がダメになっているのでは???怖いな~。

ホーチミンの観光中も、私はついつい廃墟ビルが気になってしまい、偵察してました。そのお話もまたいずれ(*^^*)

下記は、ちきりんのマリー・クワント展に関するTwitterです。


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