夫が家事をしないことにイライラしているあなたへ|心を軽くする3つのステップ
セッションでお子さんのいるママさんから「夫が家事をしない」「育児は私ばかり」「毎日クタクタで心も身体も限界」など、夫が家事をしないことへのイライラをよく聞きます。私も同じ悩みを抱えて絶望感を味わった経験があり、その辛さが痛いほどわかります。この悩みはあなただけのものではありません。今日はまず試してみてほしい3つの方法をお伝えします。
1.イライラの原因を探る
あなたがなぜイライラしているのか、その原因は何でしょうか?
実際に私が「夫が育児家事をしてくれない」というお悩みを持つクライアントさんのお話を聞く中で、「(夫婦で協力すべきことなのに)私ばかりが負担している不公平感」だったり、「夫から労いや感謝の言葉がないこと」だったり、「やることが多すぎて心身ともに疲れていること」だったり、同じ悩みでもその原因は様々です。
問題解決の鍵は、まずその原因を特定することです。
あなたの心に問いかけてみてください。
2.自分の気持ちを素直に伝える
昔、私もやってしまいがちだったのですが、「これやってよ!」と責めるような言い方をすると、良い結果にはつながりません。
男性は、指示されるよりも、頼られることを好む人が多いようです。
例えば、「最近、家事が忙しくていっぱいいっぱいなので、一緒にどうしたら良いか考えてほしいな」など、指示ではなく相談+お願いにすると意外とすんなり聞いてくれるかもしれません。
先日のクライアントさんも、「『私、今家事と育児が手一杯で辛いから一緒にどうしたら良いか考えてほしい』と伝えてみたら、嫌な雰囲気にならずにすんなり話し合いができた!」と喜んでいました😊
3.目的を確認する
自分に余裕がない時にはつい感情的になって相手を責めたくなってしまったり、どちらが正しいのか論争になりがちだと思います。
そんな時には、一度立ち止まって「何のためにこれを話しているのか」を考えてみましょう。
「なんで私ばかりが家事をしなきゃいけないの?」と責めるような言い方をしてしまうと、相手は自分が責められている気持ちになって防御的な態度を取ってしまい話し合いが難しくなるかもしれません。
そもそも目的は「自分のストレスを減らして笑顔で過ごしたい」「夫婦で仲良く過ごしたい」「お互いを尊重し合いたい」など、お互いのため、家族のためであるはずです。夫婦で目的を共通認識しておくと話し合いがスムーズにいきやすいと思います。
例えば「最近、家事が忙しくて大変だから、お互いストレスなく過ごすために一緒に家事分担について話し合いたい」と、目的を明確に伝えれば、相手もあなたの気持ちを理解し、協力的な姿勢を見せてくれるかもしれません。
最後に
今日はやってみてほしいことを3つ書いてみましたが、まだまだできることはたくさんあります。
あなたがストレスを抱えていると、心身ともに辛いだけでなく、大切な家族にも影響が出てしまいます。
今の状況から、ぜひ一歩踏み出してみてください。
一人で抱え込まずに、誰かに相談してみたり、頼ってみたりすることも大切です。