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フリーランスで仕事の可能性の増やす ご縁の生み方は?

フリーランスでしっかり働くためには人とのご縁がとても大切になってきます。私も実際得た仕事は知人からの紹介や依頼が大半を占めており、あの時ああして良かったな、と感じることが多々ありました。

SNSや交流会など様々な場で人と知り合える時代ですが、SNSの利用の仕方や行く交流会を間違えると、あれよあれよと人生の落とし穴にハマってしまうこともあるため、これらのツールを賢く利用することがとても大切です!

私の体験談ベースのお話で恐縮ですが、フリーランスでの仕事の可能性を広げるためのご縁の作り方について書いていこうと思います。

前提として「人脈」という言葉は使わない

よく、交流会に行きまくって「人脈作りをしている」とイキったことを言う人がたまにいらっしゃいますが、この記事では「人脈」という言葉は排除しています。

人脈とは「政界」「財界」などで同じ系統に属する人のつながりを表す

私の尊敬する株式会社GOの三浦さんも仰っていますが、出会った人を損得で判断するのはナンセンスだと思います。私も交流会で「人脈」って言葉を使う人はあまり好きではありません。しかも、そういう人って目の焦点が合ってない人が多い。

自分だって損得で判断されたら嫌ですし、今の状況だけで関わる人を絞ってしまうのは非常に勿体ないことです。(これは私の事例を最後に書いて述べます)まずは出会った人と「人間同士の付き合い」をして交流を深めましょう。

※「人脈」「人脈作り」などのタグを登録していますが、需要を考慮して加えている次第です。ご容赦下さい。

ご縁を増やすには?

具体的に人と知り合う・ご縁を増やすには何をすればええねん!と思う人もいらっしゃると思いますが、ご縁を増やすには幾つかの方法があります。

・SNSを使う
・交流会に参加する
・セミナーに参加する

ざっくりこのような感じです。誰もが思い浮かぶごくシンプルな方法ですが、ものは使いようという言葉の通り「どうやるか」がとても大切です。全てを行うのが良いかもしれませんが、無理なく行う方がストレスも無いと思うので、自分に合う方法に寄せていっていきましょう。

SNSを使う

TwitterやFacebookのコミュニティなどを使うと、知らない人と簡単に関わりを持ち、交流をすることができます。いつでもどこでも人と関われる、自由に自分の考えを発信できるとはいい時代になったものです。ですが、SNSを用いたご縁の作り方にもメリットとデメリットがあります。

▼メリット・カジュアルでフランクなやりとりができる
・参加障壁が低い
・コストがかからず場所を選ばない
・情報収集が容易。

 ▼デメリット
・仕事を目的としたご縁を作りづらい
・ネームバリューや拡散力が低いと反響が低くなりがち
・相手の人となりが見えづらい

SNSを用いたご縁づくりは、気軽に人と知り合いたい、情報収集をしたい。また、不特定多数の人に定期的にコンテンツを発信したい人にはおすすめです。

がっつり「SNS経由で仕事をゲットするぞ!」と言う気持ちが出るといやらしい情報商材屋や胡散臭い起業家のようになってしまいます。誰かが発信した内容へのリアクションや、自分の情報を発信することを楽しく行うことをコンセプトに利用しましょう。自分の気になるニュースをコメント付きで投稿しても良いかもしれません。

もっと仲良くなりたい!という方や一緒に仕事をしてみたいという方が出来たら個別にメッセージを送っても良いと思います。もしその時ご縁に繋がらなかったとしても、いつかまた同じような話が出来ると思いますよ。

私もTwitterをやっています。仕事の話や気になるニュースを発信したり、面白い内容のツイートにツッコミを入れたりして使っています。情報収集と人との関わりを同時に行なっている感じですね。

プライベートとアカウント分ける人もいますので、個人的なはけ口などは別のアカウントで行いましょう。(ちゃっかり宣伝ごめんねw)

Facebookグループでもフリーランスの集いのようなグループがあります。案件の情報やどんなフリーランスの人が居るのかを知ることが出来るので、登録だけして眺めておくだけでも何か変わると思いますよ。

私はそこまでSNSのフォロワーが多くないので、情報収集と小さなコミュニケーションをとるためにSNSを利用していますが、元々フォロワー数が多い方は自分のコンテンツとして利用するのも良いと思います。

異業種交流会に参加する

世の中、企業の周年パーティーや納涼会、忘年会や新年会など様々な形で色んな方と知り合える異業種交流会が行われています。私も何度か参加をしてたくさんの方と知り合うことが出来ました。楽しい会もあれば、裏側が真っ黒の危ない交流会も存在します。異業種交流会にもメリット・デメリットはあるのでチェックしておきましょう。

▼メリット・Face to Faceで人と関われる・出会った人の人となりをすぐに把握することができる・数時間で多くの人と交流が持てる

 ▼デメリット
・主催している人によって参加している人の業界が偏ることも
・ナンパ目的や情報商材屋、ネットワークビジネス目的の人がいることも

異業種交流会は飲み食いをしながら名刺を交換し、フランクに自己紹介をしてご縁のきっかけを作ることが出来る場です。知り合う方の人となりをすぐに把握出来るので、短時間でどんな人かを知りたい!という方にはぴったりです。少ない時間で何十人と知り合えることもありますので、大人数の場が苦手でなければ非常におすすめです。

ですが社会人になって間もない方や、フリーランスになりたての方がいわゆる「人脈作り」と言って陥りがちなのが、ネットワークビジネスの勧誘を目的とした交流会です。バーベキューやタワーマンションの一室を借りて美味しいお酒やご飯を食べながら交流しましょう!といったものです。

私も学生時代に誘われて参加をしたことがありますが、多くの人は名刺を渡さずFacebookで繋がることなくLINEで繋がる。また、職業を聞くと「経営者」や「IT系」「芸能関係」などの曖昧なカテゴリでしか教えてくれません。数日後に「お茶でもしませんか」と言われて商材を買わされたりビジネスの勧誘をされます。

近年、情報商材屋も同様の手口を使用するため、勤め先や業務内容がハッキリ分かる方とのご縁を生むようにしましょう。判断が危うくなった際は、その方の会社名を検索してコーポレートサイトをチェックするのもおすすめです。

また、ネットワークビジネスや情報商材は友達をなくすことが非常に多いです。もし「この人は怪しいぞ」と思ったらその方のFacebookやInstagramをチェックしたり、Facebookで繋がっている友人をチェックしてみて下さい。投稿が意識高い系や金持ち自慢のような内容や、自己啓発的な内容が大半を占める場合や、共通の友人の職業がはっきりせず胡散臭い人ばかりだった場合、ほぼクロです。

最初のうちはネットワークビジネスの勧誘や情報商材の営業をされてげんなりすることもあると思いますが、回数を重ねていくうちに段々「それっぽい人」が嗅ぎ分けられるようになると思います。私もそのような経験を何度もしているので、まずは交流会に足を運ぶ勇気を持ちましょう。失敗も経験のうちです。

ご縁を増やすときの注意点

様々な場に足を運んでいても質が良くなければ良いご縁に巡り会えません。いくつか気をつけるべき点はありますので、注意しておきましょう

・自分の情報はオープンに開示すること
・「ビジネス」ではなく「人間同士の生身の付き合い」をすることを意識しよう
・名刺は切らさないこと
・相手によってあからさまに態度を変えない
・仕事に繋がらなくてもFacebookなどは交換しましょう

端的に言うと「自分はこういう人です、ということをしっかり話す。開示する。名刺は切らさず持ち歩く。そしてどんな人とも公平に接してその場限りの関係で終わらせないこと」です。これらのことを注意しておけばどんな場でも様々な人と仲良くなれると思います。

つじの経験に基づく事例は?

ここまで語っていて「じゃあ書いているお前はどうなんだ」と思う人もいらっしゃると思うので、私がどうやってたくさんの素敵な友人や仲間をつくっていったかについてお話します。いくつか経験談を書きますが、どの方も私にとって、とても大切な人です。

相手は私のことをどう思っているかは知りませんが、私は出会った友人、恋人、仕事仲間すべての人を「私の大切な人」と胸を張って言えます。人間界の底辺を彷徨っているような私に接してくれる人は天使です(笑)

では、話を戻して私の経験談と「なぜそうなったか」について話していきます。一部、エッジがきいていて真似しづらいと言われる内容かもしれませんがご容赦下さい。

事例その1.転職活動中にお世話になった方からお仕事の相談をもらう

私がフリーになる前に働いていた企業を紹介してくれた転職エージェントの方が、ライティングの案件の相談をしてくれたことがありました。この方も友人の紹介を経て出会っています。

フリーになって2ヶ月程度経った時に、急にLINEで「相談したい案件があるんですけどキャパはいかがですか?」と連絡をいただいたのがきっかけです。あちらはビジネスと言えども転職活動中にお世話になった方だったので、ご支援のお礼と退職の報告、フリーになった旨を伝えたことで「つじともみというライターがいる」と認識してもらえた結果だと思います。

連絡をとる用件がなかったとしても、年末年始のご挨拶や退職の連絡などをきっかけに何かが生まれることはゼロではありません。季節のご挨拶やお誕生日おめでとうの連絡をもらって嫌な気持ちになる方は少ないと思います。何かの機会と一緒に「最近こういう仕事も始めました」など伝えるのも良いと思います。

事例その2.マッチングアプリでマッチング→数年後に仕事の話をする関係に

この事例は非常にエッジが効いており、あまり見ない例だと思います(笑)私がフリーになってすぐ、数年前に恋活・婚活アプリで出会った方と駅でばったり再会して名刺を交換したことがきっかけです。「ライターを探している人がいたかも」と思い出してくださり、仕事を紹介してもらえました。

あの時私が勇気を出して「○○さーん!」と声をかけなかったら、今頃私は仕事を今より必死になって探し、バイトをしながらジリ貧状態でライター生活をしていたと思います。当時ご縁がなくても、数年後に環境が変わってこういった縁が生まれることもあります。あの時はありがとう、ペアーズさん!笑

※ペアーズは恋活・婚活を目的としておりビジネス目的で使用するのはご法度です。「出会った人とたまたま仕事をするようになった」という結果に至った場合は別ですが、端からビジネスを目的として使用するのは控えましょう。

事例その3.セミナーで出会った人と友人関係に→仕事を紹介してもらう

前職で私はWeb広告の会社に勤めており、マーケティングの知識を身につける必要があったため、初心者向けのマーケティングのセミナーに参加しました。そこで出会った講師アシスタントと講師の方と友人関係になり、飲みに行ったり情報交換をしたりする関係に。

退職時に相談に乗ってくれた講師アシスタントの友人の知り合いがSEOメディアのライターを探していると連絡をくれて、仕事をいただけるようになりました。私にとっての初めての仕事で、クラウドワークスやランサーズに提示されているような単価以上のお仕事と初仕事の実績を生んでくれた仕事です。友人には頭が上がりません。

この時私が「退職してフリーライターに転身する」と友人に話していなかったら、最初に良いステップを踏めなかったと思います。自分が何をやりたいか、何をやろうとしているか話すことはとても大事だな、と感じました。

因みにこちらが私がライティングをしているメディアです。ええ、どこに何が転がっているか分かりませんからね!がめついと言われても私はしっかりリンクを貼りますよ(笑)

参考になるかは分かりませんが、共通して良かったことは「自分の情報をオープンにしていた」ことや「たくさんの人と関わりを持っていたこと」だと考えています。私が謙虚になって「そんな、まだライターだなんて胸を張って言えないわ…」と大人しくなっていたらこんな風にお声をかけていただくことはなかったでしょう。最初は勇気がいることでもやって後悔することって少ないと思いますよ。

思わぬところにご縁はあるよ!

今回は私の体験談も交えてお話しましたが、人付き合いというのは何が起こるか分かりません。また、時が過ぎれば人の環境も変わるため今は何もなくてもどこかで関わることがあります。

大切なのは、ゼロをイチにして可能性を広げることです。お仕事に繋がらなくても、友人関係や恋人関係、相談相手が増えれば人生も楽しくなると思います。損得で考えず、人同士の付き合いを増やすことでご縁を生みましょう。

また、周りの人が「こういう人を探している」と困っていて、もし心当たりがあったら勇気を出して自分の知り合いをその人に紹介しましょう。結果的に何かが生まれなかったとしても、紹介を受けた方は喜んでくれます。

世の中、人と人との関わりで何かが生まれることがとても多いです。最初は勇気がいるかもしれませんが、慣れていけば良いご縁がたくさん生まれると思います。可能性をゼロからイチに広げることを前提に、フリーランスでの仕事の可能性を生んで下さい!


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