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ライターだってにんげんだもの! - 過去の誤字を振り返ってみた

みなさんこんにちは。フリーライターのつじです。

世間が自粛モードになり「テレワーク」や「フルリモート」などの新しい働き方が浸透する中ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私は周りが何も変わらず、おかしいな?と思いながら過ごしていましたが、気づけば1年前からリモートワーカーでしたので、変わらないのは当たり前。今は「世間がやっと私に追いついたのかもしれない」と前向きに捉えながら仕事に勤しんでおります。

そんな自粛モードの中でも、私たちライターは黙々と記事を執筆していますが、AIが発達する中でもまだまだ人間が書く世界。そのため、執筆中の誤字に気をつけながら仕事をしなければなりません。

もちろん、誤字に気づいた時点で修正して提出をしますが、中には奇跡と言わんばかりの笑ってしまう誤字が誕生することも。この誤字たちは執筆疲れで病む私たちを癒やしてくれる大切な存在でもあります。

今回は、時に愛しく時に憎い、過去に私たちライターを笑いに導いた誤字たちをあえて紹介します。ぜひ、テレワークの休憩も兼ねて一緒に笑ってやってください。

※今回ご紹介する誤字は初稿を納品する前に見つけた修正済のものになります。実際に提出をするときはチェックをしていますのでご安心ください。

正:訪問着 誤:拷問技

某着物屋さんのコラムを寄稿していたときに生まれた誤字です。訪問着とは、着物の中でも比較的格が上のもので、結婚式や披露宴、パーティーなどで着て行くのにふさわしいものとなります。

そんな美しい訪問着に関する記事を書いていたとき、画面をよく見たらそこには「拷問技」という文字が。恐らく、HとGを打ち間違えたことでこの誤字が生まれてしまったのでしょう。美しい着物は一瞬にしてバイオレンスな技になってしまいました。

正:皮脂くずれ  誤:皮脂ぐぐれ

化粧品に関する記事を執筆していたときに生まれた誤字です。ファンデーションを塗った後に分泌される皮脂によって化粧がくずれる現象を「皮脂くずれ」と呼ぶのですが、ふと見るとそこにあるのは「皮脂ぐぐれ」という文字が。

私は一体、皮脂のどんなことをググれば良いんだ。また、このググれという言葉は誰かが私に叫んでいるのか。その理由は誰も分からず。ひらがな故に気づきにくかった誤字を修正して提出したのでした。

正:成人式 誤:星人式

二十歳のお祝いをする成人式に成人式に着る着物の紹介をする記事を執筆していたときです。「せいじん」と打って変換をすると「成人」はもちろんのこと「聖人」や「西人」なども出てくるのですが、生まれてしまった誤字は「星人式」でした。

しかし、私たちだって地球と言う名の星に生まれています。ある意味「星人式」でも正しい気はしなくもありません。そんなこじつけをしたい気持ちもありつつ、しっかりと「成人式」と修正をして提出をしました。

正:株式会社○○の辻でございます。 誤:株式会社○○の…(以下略)

最後に紹介する誤字は、社会人になってからはじめて送る社外メールを打ったときに誕生した誤字になります。

はじめてのビジネスメールをどう送れば良いか分からず、社内の先輩に内容を確認をしてもらったのですが、そのときに先輩が見つけた誤字がこちら。

お世話になります。株式会社○○の辻でございました。

挨拶で終了のお知らせ。この誤字がツボに入った先輩社員は大爆笑。もしこれを、このまま打ってしまったとしたらどうなっていたかと思うと、恥ずかしいです…。(恐らく取引先のネタになっていたはず)

誤字は送信前に修正をしましたが、このまま送信すれば一発で自分のことを覚えてもらえたのでは?と考えると5mmほど後悔が募るのは言うまでもありません。

ライターだってミスはする

今回はネタに詰まった…ではなく、業務中に起きた出来事を愉快に消化させたいという思いもあり、あえて誤字たちを紹介しました。

本来であればタイプミスを減らす、且つ印刷をして確認するのが一番良いのですが、それでも誤字が起きてしまうので、第三者がダブルチェックをすることも大切です。(日頃は代理店の方や媒体内の校閲さんにチェックしてもらっています)

もし、誤字を見つけても落ち込まず、笑いに置き換えつつ気を改め、前を向いて仕事をしましょう。

私も執筆時の誤字には気をつけます。それでは、また。


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