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映画えんとつ町のプペルをみて

本日は2021年1月4日月曜日、多くの方が仕事始めではないかと思います。

どんな年末年始でしたか?

僕はこの年末年始(正確には2020年12月25日から)で、映画えんとつ町のプペルを3回観に行きました

はい、僕もプペラーです。

実はその3回の内の2回は製作総指揮の西野さんのトークショー付きでした。

上映前と上映後に行われています。

どちらもおススメです。

僕のプペル熱はYoutubeのWinWinWiiinから始まっていました。

そしてエッセイ「ゴミ人間

これらに触れたことで、この作品にかける情熱、作品を作るまでのヒストリーに心を打たれました。

さて、前置きはこれくらいにして、ネタばれし過ぎない程度に映画えんとつ町のプペルの話をしましょう

僕の感じたテーマ

僕がこの映画に対して感じたことは「夢や自分の大事なものにフタをするな」です

この映画は西野さんの経験がベースになっている物語です(この辺りは先ほどの動画や本を見てもらう方がいいでしょう)

皆さんにも経験がないでしょうか?
夢に限らず自分が大事と思うことを語ると馬鹿にされたことが。

僕にはありました。
昔、英会話スクールに通っていてそこの先生はすごく面白い人でした。

その話を当時の友人にしたところ、ものすごく馬鹿にされました。
僕の話し方が面白くなかったこともあると思いますが、とにかく熱を込めれば込めるほど馬鹿にしたのです。

その時僕は言いました
「直接見ても、やってもいないのに言うなよ」

その当時の友人とは今は関係がありません
人の好きなものを、人が面白いと思うことを否定する人とは一緒にいたくなかったからです。

人が見てないモノ、体験してない事に対する反応として
一つは「そんなのは変だ」「それはおかしい」
もう一つは「それ面白そう」「新しくていい」

だと思っています。

僕はかつては前者寄りでしたが、今は後者の考え方です。
後者の方が新しいことを学べて人生にプラスにもなりますからね。

夢を語って笑われた人
自分の好きを馬鹿にされた人
自分が夢を持ちたい人
子供に夢を持たせたいと思う親御さん

是非観て欲しいですね

キャラクターへの自己投影

僕はこの映画を見て3回とも泣いています
2回目以降は、ストーリーも分かっているのに

それくらい心を揺さぶる映画だと言えます。

今大人気の鬼滅の刃
こちらも観ましたが、この映画でも泣いています。

しかし、泣く理由に違いがあります

鬼滅の刃は煉獄さんの痺れるようなカッコよさに感動しました

プペルの場合は全く違います
とにかく主役以外に目立つ登場人物が多いのです

それぞれが個性を持っていて、それぞれに複雑な思いがあります

ちなみに僕が共感を感じ取ったのは
アントニオとレターですww(レターは珍しいかも)

それぞれがどんなキャラクターなのかは映画を見て確かめてください。

名前のあるなし関係なく、あなたの考え方を投影したようなキャラクターがいるはずです。

映像のすごさ

先にも述べましたが、この物語は西野さんの体験がベースになっています

体験だからこそ、架空の町のえんとつ町の物語なのにダイレクトに感じさせる手法を取っていると思いました

3回見て気が付いたことですが、2Dの映画なのにまるで町にいるかのような臨場感、立体感があります

これは西野さんのオススメで、僕も同じことを感じたのですが
2回目から見る人は前の方で見ることをオススメします

没入感が半端ないです。

回収されない伏線

映画を見ていると「あれ?あの話どうなった?」というシーンがいくつか出てくると思います

僕の場合、1回目はうがった目で見たくないから全部を受け入れていたのですが、「言われてみれば・・」というシーンが多くあります

この話は西野さんのトークショーを直接聞くか、1回見た後にこのことを知っている人に聞いてください。
ちなみに西野さんのトークショーが聞ける環境にある人は、聞いた方が本当にいいですよ。
信じられないような話を聞けますから。

2回目みると「ああ、なるほど」と思う演出がされていることに気が気が付くと思います!

普通の映画にはない楽しみ方ではないでしょうか?

まとめ

映画えんとつ町のプペル、観たくなりましたか?

この作品は一人の胸に収めるにはもったいない作品だと思います。
観た人と共感したい作品です。

特に盛り上がるのは「どのキャラクターに共感した?」だと思います

この作品は偶然2020年という価値観が大きく変わった年に公開されました。

世界がコロナ禍に見舞われ、まるで世界中が靄にかかったような、それこそえんとつ町のように煙で覆われ、上を見ることができない、未来への展望が見えにくい状況になりました。

本当に偶然でしかないですが、今の世の中の空気感だからこそ響くテーマの映画ではないと感じています。

是非ともこの映画は見て欲しいと思っています。

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