Diary (Playlist) 2022/5/13
CLOUDS IN ME / Sam Gendel & Antonia Cytrynowicz
Sam Gendelが当時11歳の少女Antonia Cytrynowiczと録音した作品『LIVE A LITTLE』を2022/5/13にリリース。「なんてことない瞬間が一番音楽的である」を体現したような音で、Sam Gendelの無敵モード続いているなと思いました。
reprise / Yaya Bey
AL『Remember Your North Star』を2022/6/17にリリース予定のYaya Beyの先行曲。トラックの構造はヒップホップ基準というか、ループ中心なはずなんですが、絶妙に生感→歌を支えていくようなバランスにも聞こえるのが面白いです。いや、Yaya Beyの歌がトラックを生々しくしているのか?
Be With Me / Brandon Coleman
鍵盤奏者Brandon Colemanの新曲はソウルバラード。カマシ・ワシントン的な大所帯で飽和ギリギリまで行く、しかしカオスだったり暴力的な音像にはならない、バランス感覚が素晴らしいですね。宅録ムーブメントと対立すようなリッチなサウンドがカッコ良い。
Daddy's Diddies / Charles Stepney
ロータリーコネクションやアース・ウィンド&ファイアーのアレンジャーCharles Stepneyの1970年代初頭の作成曲が公開。宅録DIYファンク/ソウルで、メロウで煌びやかなアレンジと宅録的サイケさが同時に来るのが楽しいです。
Vesuvio / Nu Genea
イタリアのディスコデュオNu GeneaがAL『Bar Mediterraneo』を2022/5/13にリリース。天然物のイタロ・ディスコということなんでしょうか。やり過ぎくらいアッパーで楽園ムードすら漂うディスコビートが良いですね。
Wrong for It [ft. Nubya Garcia] / Obongjayar
ObongjayarがデビューAL『Some Nights I Dream of Doors』を2022/5/13にリリース。EP『Which Way is Forward?』はかなり攻撃的だったんですが、本作は柔らかい歌声も活かした作風になっています。
「ワールドミュージック」的な雰囲気ありつつ、同時にその括りを外していくような、ポップなダンスミュージックとして伝えていく雰囲気が良かったです。
BLACK MAN / Butcher Brown & Michael Millions
Butcher Brown新曲は、ラッパーMichael Millionsとコラボ。ヒップホップ的にするときに、毎回ソウル・ミュージックやジャズから考えているような演奏の質感が良いですね。ヒップホップをいかにそのままバンド化するかを行っていた世代とは違う価値観な気がしています。
Inamandla feat Bhejane (prod DJ Scoturn) / Phelimuncasi
Nyege Nyege TapesよりダーバンのトリオPhelimuncasiがAL『Ama Gogela』をリリース。踊るしか選択肢を残さないようなハードさがカッコ良いです。リズムで倒す感じ。
Taken Back / Rich Ruth
ナッシュビルのアンビエントアーティストRich RuthがAL『I Survived, It's Over』を2022/8/12にリリース&先行曲公開。本人はアンビエントと言っているんですが、結構サイケ的な質感強く、歪んだギターが炸裂するジャズロック?詳細わかっていないので、後で調べよう。
Welcome To Hell / black midi
black midiがAL『Hellfire』を2022/7/15にリリース&先行曲公開。ジェットコースター的なアトラクション感が良いですね。バンド演奏の楽しさで聞かせる感じで、プロダクション的な要素が強い現代において、ここまで肉体的なのはやはり異質だなと思いました。
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