Diary (Playlist) 2022/10/21
Starlight / Moon Mullins
ニューヨーク拠点のマルチ奏者Moon MullinsがAL『Water Your Flowers』を2022/10/21にリリース。生音中心のアンビエントという感じでメロがしっかりあるこの感じ、昔だとイージーリスニング、もうちょっと進むとオーガニックとか言われてそうな音楽性なんですが、そこにローファイさとサイケさでモダンになっている気がします。
ちゃんと快楽重視で作られている感じなのが良く、どこも気持ち良さで溢れているのが良いです。垂れ流す感じで何度も聞きたいです。
Into The Heart Of The Matter / The Zenmenn & John Moods
ベルリン拠点のバンドThe Zenmennの新作は、同じくベルリン出身のサイケバンドFensterのJohn Moodsとのコラボ作。『Hidden Gem』が2022/10/17にリリース。長時間のジャム・セッションにより作成されたとのこと。
The Zenmenn最高ですね!アンビエント/ニューエイジ的なチル感だけでなく、少しファンクネスが入っているのが素晴らしく、胡散臭くも魅力的な世界観を作っています。センスの良さと悪さのギリギリを突く感覚は、ちょっとJohn Carroll Kirby味も感じますが、同時にちゃんとバンドっぽいのが面白いんですよね。バンドサウンドかつ実験的というのは、個人的には滅茶苦茶希望あります。
Where I Go (feat. H.E.R.) / NxWorries
Anderson .Paak & KnxwledgeのユニットNxWorriesが、多分約6年ぶりに新曲リリース。feat.はH.E.R.ということで気合を感じるんですが、この後AL出すんでしょうか?
いつものAnderson .Paakとはひと味違う、クールでメロウな歌声が聞けます。もはやメジャー感が常にあるKAYTRANADAに対し、Knxwledgeのビートは良い意味でアンダーグラウンド感というか、直球ヒップホップ感あるんですよね。渋さがあって良かったです。
Sunrise, Coffee & Cigarettes / Uffe
デンマークのアーティストUffeが新曲をリリース。2022/11/30リリースのコンピ『Medusozoa Vol II』収録曲とのこと。Uffeはざっくりビートダウン系ですかね。ダンサブルな曲もありますが、今回はかなりのドロドロ曲。怪しいビートとはこれ!みたいなねっとりしたフィーリングがカッコ良いです。後半じわじわとアンビエントになっているのも良い!
曲調がシームレスかつがっつり変わるのが素晴らしいですね。DJで流したら評価あがりそう。
Happy Ending / Kelela
Kelelaの新曲はドラムン!LSDXOXOとBambiiがprod.です。
リズムは強いけど良い意味でその熱量が浮いている印象で、ビートの無機質さが前に出ているのが面白いですね。バンドではやれない良さ感じました。アンビエントっぽいし、セカンド自分が聞いている俯瞰したドラムンというか。歌のクールさが良いすね。
Ruin My Day / Jon Brion
Jon Brionの2001年リリースのAL『Meaningless』が2022/10/21にリイシュー。名作。今聞いた方が評価あがりそうというか、当時ももっと評価されてても良かったんだろうなという気持ちです。いや、とりあえず今聞ける喜びを。
Lazy Days (Feat. Emma-Jean Thackray) / STR4TA
STR4TAがAL『STR4TASFEAR』を2022/11/11にリリース&先行曲公開。feat.はEmma-Jean Thackrayで、今回は歌で参加しています。昨年リリースの『Yellow』でボーカル披露して驚いたんですが、もうしっかりとボーカリストになってますね。
前作は直球ブリット・ファンク、今作もその傾向ではあるんですが、Emma-Jean Thackrayの歌が入ると一気にモダンになりますね。性急な4つ打ちにオラオラなベースのコンビネーションがカッコ良いです。
Defender / Bonobo
Bonoboがカリンバが印象的な新曲を2022/10/19にサプライズリリース。フロアへ直球のダンサブルな4つ打ちでありつつ、アンビエントやチルアウト感覚ある、というか低音切ったらそれはそれでいけそうな、ウワモノの気持ち良さがカッコ良いです。
ファンクネスとは別の方向として、ハネないリズムの土地としてアフリカがあるような気がしています。それゆえにアンビエントともすぐ接続できるというか。KMRUとかもそういう感じな気も。ここらへんもう少し探っていきたい気持ち。
Boleka / Slyver PV, G. Oka
エジプトのMahraganantシーンを追っていた時に知ったアーティストG. Okaの新曲。ちょっとバイレファンキ感もありますね。ゴリゴリでカッコ良い。
Sunwash / The Soft Pink Truth
アメリカの電子音楽デュオMatmosのメンバーDrew DanielのサイドプロジェクトThe Soft Pink TruthがAL『Is It Going to Get Any Deeper Than This?』を2022/10/21にリリース。
ドープ一直線のエレクトロ。クレジットを見ると演奏も結構参加しており、一人でズブズブというよりもジャムセッション的なみんなでもぐっていく感覚も入っているような気がします。じっくり聞いて楽しみましょう。
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