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Diary (Playlist) 2022/9/2

(ほぼ)毎週10曲更新予定。コメント短めでプレイリストメインです。
最後にプレイリスト貼ってます。

Bedroom of the Absent Child / Ernest Hood

 Pitchfork『ベスト・アンビエント・アルバム TOP50』に選出されたAL『Neighborhoods』(1975年作)で有名なErnest Hood、ほぼ同時期の1972 年から1982年にかけて録音されたというAL『Back to the Woodlands』が2022/11/11にリリース&先行曲公開。
 古びないどころかゴリゴリに今の音楽に聞こえるアンビエント作。弦楽器のハイファイな音の使い方が気持ち良く、弦の振動の美しさというか、ミクロな世界に飛び込んでいくような音像が気持ち良いです。

World B. Free / Bitchin Bajas

 Bitchin BajasがAL『Bajascillators』を2022/9/2にリリース。今回は打楽器奏者が3人参加しています。モジュラー的なアンビエント作という感じなんですが、打楽器が入るとニューエイジ感というかローファイになった00年代エレクトロというか(?)、踊るためではなく没入系のリズミカルな打楽器の使い方が良い感じです。

Forever / Grandmme

 UKのマルチ奏者のBastien KebとシンガーのClaudia KaneがユニットGrandmmeを今年から開始、第六弾シングルを2022/9/2にリリース。2月からシングル出してますね、全然チェック漏れしてました。
 説明にはサイケデリック・ドリーム・ポップと書いてあり、確かにそういう白昼夢系のサウンド。サイケとはいってもヴィンテージ志向で、エフェクティブというよりは溶けていくようなリバーブ感が気持ち良いです。AL出すのかな?bandcampないっぽいんですよね。

Toridasuki (鳥襷, interlaced circles of two birds) / Sam Gendel

 Sam GendelがAL『blueblue』を2022/10/14にリリース&先行曲公開第三弾。エフェクト入りつつも生楽器の肌触りや質感が中心の曲で、昔活動していたユニットのingaと近い質感にも聞こえてカッコ良いです。マスタリングはMatthewDavid McQueen。
 「Sam Gendel入門ALとしてぴったり」(意訳)みたいな説明がわかる良さですね。

South Dunedin / Maxine Funke

 ニュージーランド拠点のアーティストMaxine FunkeがAL『Pieces Of Driftwood』を2022/10/7にリリース。未発表曲を集めたコンピのようです。
 直球のSSWとも言えるんですが、その儚さがSam Gendelとかと共振しているようにも聞こえてくる今という感じです。亡霊的なフォークというか?

velcro sprite / galen tipton

 オハイオのアーティストgalen tiptonがAL『phone mouth music』を2022/9/2にリリース。スピーカー壊れそうだな系のASMR的なノイズ/(多分)コラージュ作。ヘッドフォンで異様な解像度の高さを楽しむも良し、スピーカーから聞いてスピーカーって楽器だなと思うも良し。
 これってどうやってミックスしているんですかね。配信で音圧調整されているとは思えない音の強さに笑いました。まずは弱音再生推奨。

Siri, How Do I Know If I Have Commitment Issues? / Sam Wilkes & Jacob Mann

 Sam Wilkes & Jacob MannがAL『Perform the Compositions of Sam Wilkes & Jacob Mann』を2022/9/23にリリース&先行曲第二弾。聞けば聞くほどこの二人って同じような音楽性だったんだなと思う、ナチュラルなvapor感が最高です。凄く真面目にふざけているし、チルやサイケに真摯に向き合っているというか?ALへの期待が高まってます。

Osain Feat. Pino Palladino, Javier Santiago, Marcus Machado / KingKlavé

 (U)nityのドラマーでもあるAmaury AcostaによるソロプロジェクトKingKlavé、AL『King Klavé』を2022/9/2にリリース。ラテン的なリズムも入りつつ、本質はリズムで楽しませる音楽というところで、ヒップホップ系なこの曲もソウルやジャズ的な意匠ではなく、ストイックにリズムで押し切るのが良いです。

If You Could See Me Now / Quinn Oulton

 サウスロンドン拠点のSSW/マルチ奏者Quinn Oultonの新曲。TikTokで流れそうと思ったら、4月にTikTokで投稿した短いフックをもとに制作した楽曲とのことで、やっぱりね!!

88 Degrees  ft. King $ly & Morgan Gold / Gios4ma

 あまり誰が誰だかよくわかっていないんですが、良い曲でした。フックで歌っているMorgan Goldが滅茶良いですね。


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