Diary (Playlist) 2022/6/24
Seventh String / Makaya McCraven
ドラマー/プロデューサーMakaya MaCravenが2022/9/23に新作『In These Times』リリース&新曲公開。今回はInternational Anthem、Nonesuch、XL Recordingsの合同プロジェクトとしてリリースとのこと。
過去作はフリーキーに配置された素材をドラムでまとめ上げるというような印象だったんですが、とりあえず先行曲のこれはむしろドラムが背景的で、というか普通の音源よりもかなり背景に下がっているのが面白いです(多分シンバル類を抑えているから)。AL全体どういう感じなんでしょうか。期待。
WHATUP / DOMi & JD BECK
DOMi & JD BECK、AL『NOT TiGHT』リリースは2022/7/29&先行曲第3弾公開。ドラムの音がちゃんと(?)SNSで聞いていたローファイさで嬉しい限り。この手数のための音作りという感じで、情報量多いはずなのに音色の軽さでスッキリと聞こえてカッコ良いです。タムのへなへな感が最高ですね。
ALにはThundercatやMac DeMarco、さらにはHerbie Hancockまで参加!期待ですね。
Irmão de Nuvem / Sessa
ブラジルのSSWであるSessaがAL『Estrela Acesa』を2022/6/24にリリース。しっかりブラジリアンであると同時なのにモダンなのは、演奏の重心の低さ及びミックスの技の気がします。なんとなくブラジリアンのままネオソウルの技取り入れたような印象。
軽いけれどずっしりくる不思議な質感にはまってます。愛聴版になりそう。
Blacklight Shine / The Mars Volta
本当にあのThe Mars Volta!?10年ぶりの新曲をリリース。調べたら9月からアメリカツアーもあるそうですね。ALも出るのか?
Epistrophy / Theon Cross
UKジャズによるブルーノート再解釈ALの第二弾『Blue Note Re:imagined II』が2022/9/30にリリース&先行曲としてチューバ奏者Theon CrossのThelonious Monk「Epistrophy」のカバー公開。
低音楽器ってすごいな、とわからせる音で素晴らしかったです。音が低いだけでハードコア化してしまうというか。割と直球のはずなのに、だからこそバキバキに異物感あって面白いですね。
No Sweet In My Sweatpants / Gav & Jord
Equiknoxxの主要メンバーであるGavsborgとTime Cowによる新名義Gav & JordのデビューAL『Writings Ov Tomato』が2022/5/20にリリース(配信は2022/6/24から)。ダンスホールのアブストラクトさと強さのみに特化したような音が素晴らしいです。一周回って、音色の快楽性からアンビエント的にも聞こえるくらいの強さがあります。
ハードコアを突き抜けた先のサイケデリックな楽園感が良いですね。
legion / gios4ma
USのプロデューサー/ラッパーgios4maの2017年作『Heatwave vol. 1』が2022/6/21より配信開始。新譜だと思ってた……。
ハイファイと真逆、低音ばっかりのデロデロのビートテープという感じでカッコ良いです。
Daguna / Linda Ayupuka
ガーナのシンガーLinda AyupukaがAL『God Created Everything』を2022/6/24にリリース。オートチューンが気持ち良いエレクトロフラフラ。
エレクトロになった音色の強さと、基本的に打楽器と歌と旋律もう一個くらいというストイックな音の重なりが良い塩梅です。派手だしシンプルという不思議な印象。
Blue Dots / Loris S. Sarid
イタリア出身、現在スコットランドに拠点を置くミュージシャン/サウンド・デザイナー、Loris S. Saridが新作『Seabed-Sunbath』を2022/6/24にリリース。滅茶苦茶良いアンビエント/ニューエイジ/環境音楽。
電子音の人懐っこい部分と生音(プラグイン?)と環境音が混ざり合う、優しい電子音楽。おすすめです。
parrish blue / Cole Pulice & Nat Harvie
管楽器奏者Cole PuliceとプロデューサーNat Harvieがコラボ作『Strawberry Roan』を2022/6/24にリリース。こちらは直球アンビエント。スケール感のある音像が至福です。
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