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Diary (Playlist) 2023/9/17


what reason / Lionmilk

 Lionmilkが2023/8/4にbcではリリース済(?)のAL『SAUNA SAUDADE』より1曲公開。LionmilkはMndsgnの来日ライブに参加していましたね。
 ローファイ宅録歌物です。鍵盤の繊細さ/弱々しさが出ていて滅茶良い。素朴かつドープで素晴らしいですね。

Masego's Interlude / Sango, Masego

 シアトル拠点のプロデューサーSangoがAL『North Vol. 2』を2023/11/17にリリース&Masegoを招いた先行曲公開。なんだかよくわからないけど、やたらドープで良かったです。ギターのこの軽さに対してのバスドラの滅茶苦茶な図太さがうまいですね。ハードかつ軽やかです。

Southside to South Pasadena / Babyxsosa

 リッチモンド出身のラッパーBabyxsosaの新曲。ラッパーといいつつ、トラックが毎回エクスペリメンタルに片足突っ込んでいる感じ、かつ狙いというよりはみ出て突っ込んじゃっているような自然さが良いんですが、今回もそんな感じ。アンビエントやフィールドレコーディングと共振してしまっている音響作。
 停滞したエモーショナルさが良いです。荒々しいプロダクションだからこそ(無自覚に)実現している質感というか。

Etheric Windsurfing, flips and twirls (feat. Adam Rudolph, Jesse Peterson) / Carlos Niño & Friends

 Carlos NiñoがCarlos Niño & Friends名義でAL『(I'm just) Chillin', on Fire』を2023/9/15にリリース。アンビエント系の曲が多いんですが、そこは流石Carlos Niño、カオティックでパワフルな曲も(サイケデリック文脈として)入っており、これはそういう感じの曲。
 こういう音楽とアンビエントが一緒に並べられる感じこそ、Carlos NiñoやMatthewdavidのニューエイジ感だなと思います。一つのムードを楽しむというよりは、長い時間かけてうねっていく感覚というか。そういう意味では結構儀式的な時間感覚と捉えると良い気がしています。

no idea i / Jason Calhoun

 アンビエント系のアーティストJason CalhounがAL『small circle』を2023/9/29にリリース&先行曲公開。ハイファイ覚醒系アンビエント。耳に心地よい/ASMR系なのでヘッドフォン推奨なのですが、今スピーカーから聴いたらそれはそれで良かったです。
 寝ながら聴いたら良さそうと思いつつ、一気に悪夢に突入しそうな予感もするんですよね。そこらへんってどういう扱いなんでしょう?悪夢には行かない状態がデフォルトなのかな。

Tuesday, 12​:​40PM / ||||||||||||||||||||

 ||||||||||||||||||||の新曲。読み方はbarcodeです。ひたすらミニマルなドラムが中心の15分曲。じわじわ音色→時空が狂っていく感じが良いんですが、本当にじわじわ変化かつ長いので、流し聞きしていたら変なところにいた、みたいな聴き方が良い気がします。非ハードリスニング。

Bedding (Four Layers) / J Foerster / N Kramer

 ベルリン在住の作曲家Niklas Kramerとパーカッション奏者Joda Foersterが共作AL『Habitat II』を2023/9/15にリリース。『Habitat』を2021年にリリースしているので第二弾です。極上アンビエント作。
 音から音へと繋がっていく瞬間の切れ目や隙間がやたら良かったです。ゆったりとしながら、細かな音色や瞬間にこそ気を配っている美しさ。

when im afraid / Matty

 MattyがAL『K.I.S.S』を2023/9/15にリリース。今回は直球アコギ弾き語り系サイケ作。作風ばらばらだなと思いつつ、一つのサイケデリックな感覚を色々な方向で追求しようとしている人の気がする。エフェクティブではないけれど、感覚をずらしていく雰囲気が良かったです。

There Is A Hole Here / Panorama

 レーベルWandering Eyeを主催するアーティストPanoramaの新曲。派手めなディープ音響アンビエント。ダークな雰囲気が良かったです。ドラム入ってても良さそうな感じ→ドラムがいないからアンビエント化しているとも言えそうな、ベースが結構ゴリゴリ動いている様が面白かったです。ひたすら壮大な着地に。

Watching The News / Coco O.

  QuadronのメンバーでもあるシンガーCoco O.がAL『Sharing is Caring』を2023/9/15にリリース。August Rosenbaumがプロデュースで参加しています。モダンでおしゃーー!イケてるところで流れていて欲しい、カッコ良さの概念みたいな音になってます。


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