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Diary (Playlist) 2022/6/3

(ほぼ)毎週10曲更新予定。コメント短めでプレイリストメインです。
最後にプレイリスト貼ってます。

Why Not? / Kiefer

 ドラムに先日出したALも滅茶良かったLuke Titus、ベースにPera Krstajicを招いたトリオ編成の音源。YouTubeの演奏動画と同じなので、ある意味ライブ音源ともいえます。
 Kieferのメロウな世界観を崩さずにオラオラ進むリズム隊が良いですね。良い意味で昔のKieferのビート作と同じ雰囲気があって、プラス肉体的な演奏という嬉しい追加っぷり。
 音のローファイ加減も良い塩梅です。この感じでAL出して欲しい。

pour up (feat. DJ Nativesun) / Yaya Bey

 6月の新譜楽しみYaya Beyの新曲。アブストラクトなハウス/ブロークンビーツという感じなんですが、ミスティックな曲調に引っ張られないでいつも通り突き進むYaya Beyが素晴らしいです。
 そして何よりも曲の短さ!この曲調だとどうやっても5分越えしたくなりますけどね。この潔さがYaya Beyの曲の最大の魅力な気がしています。ビートメイカーっぽい感性ありそうで、時間感覚だけヒップホップ/R&Bなポップさというか。

Hold On (feat.Junes) / Melodiesinfonie

 スイスのプロデューサーMelodiesinfonieが2022/6/24にAL『We Gonna Be Ok』をリリース&先行曲公開5個目。いわゆるメロウで激チルなんですが、ビートで聞かせない感じというか、ヒップホップというよりはインディやサイケ、ラウンジ的な音の広がりが良い感じです。枯れている良さというか?

Silk Road / Acid Twilight

 ブエノスアイレスのアーティスト?プロジェクト?Acid TwilightがAL
『Mustang Zodiac』を2022/6/3にリリース。「音で異世界へぶっ飛ばす」という強い意志を感じさせる怪しいサイケ・シンセ作で良いですね。迂闊にチルだとか言えない腰の据わったサイケ感で、エキゾチカなフレーズの、実際その地域の人だと作れなさそうな感じというか、外部からの視点も取り込んでいるからこそ出来そうな線の太さというか、本気のうさんくささも素晴らしい。

river / Aura The Scientist

 シンガーなのかな?Aura The ScientistがAL『123-456-789』をリリース。ネットミーム的な雰囲気感じるジャケといい、素朴な音像に異様なリバーブという不思議さといい、妖しさについついのめり込んでしまう魅力があります。全体的に90s-00sのネットの匿名性って感じがして好きです(掲示板に突如貼られた音源的な?)。

Love Will Light Your Dreams / Stimulator Jones

 バージニアのマルチ奏者Stimulator JonesがAL『Round Spiritual Ring』を2022/7/8にリリース&先行曲公開。ここ最近のインディサイケソウル宅録の総まとめみたいな音楽性で、ちょい過食気味な雰囲気ありつつ、ピントががっつり合っている気持ちよさありました。弾き倒す系のギターソロを入れてくるのもわかってる感ありますね。

GOOD TIMES / Jungle

 Jungle新曲。個人的にInfloっぽさを感じるですが、この曲では関わっていないんですね。元々薄めではありつつ若干あったバンド感が完全になくなり、匿名性高い&いつ時代の音源かよくわからなくて個人的には好みです。彼らの音楽的マニアっぷりが全力で出ているというか。この路線で進んで欲しい気持ちありつつ、ライブは結構バンドっぽいから、やっぱりちょっと違うのかな……?

Horns & Battles / Antoine Berjeaut

 パリ拠点のトランペット奏者Antoine BerjeautがAL『Chromesthesia』を2022/6/3にリリース。以前Makaya McCravenと双頭リーダー作出してましたね。
 ざっくり言うと現代ジャズとエクスペリメンタル、ビートミュージックが混ざった感じで、リズム強いけれど全然ダンスミュージックとして考えていない感じの無機質さがカッコ良いです。「いかにアブストラクトなままビートの快楽を取り入れるか」みたいな音楽性に聞こえます。音色が強いのも面白く、ノーウェーブやポストパンクな雰囲気もあるんですよね。

I Will Tell You (feat. Human Dreams) / Thomas Agergaard

 デンマークのサックス/フルート奏者Thomas Agergaardによる新曲。情報全然ない。
 自動生成音楽みたいなどこにも着地しない感じが良かったです。

ある日のこと / 坂本慎太郎

 尖りまくった音楽性がありつつ、それ以上の言葉の尖り具合でむしろポップにまとまってる気がします。言葉に視点がいくから受け入れちゃうというか。曲調の明るさも良いですね。

プレイリスト

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