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Diary (Playlist) 2023/8/18


AMYX / Afefe Iku

 マンダ島出身のプロデューサーAfefe IkuがEP『823』を2023/8/18にリリース。モノトーンでミニマル、ですが打楽器の音色によって、サイケなカラフルさもあるのがカッコ良いです。結構パキッとしつつドープにずぶずぶ進んでいく感じが滅茶良いんですが、実際やろうとするとこの塩梅があまりに難しんだよな……。ハイファイ&ディープ!

Sentimentalist's Jazz / Hashback Hashish

 デリー拠点のテクノ・アーティストHashback Hashishの新曲。ジャズを限界まで抽象化し質感だけ残したような、異形エレクトロです。個人的には不知火レーベルなど思い出す、闇夜の不穏な感じが大好き。レコードのジャズ感というか?
 ちなみにremixもあり、それはDJ BORINGが担当してます。

It's A Paradox, Who's To Blame? (Slowed) (feat. Matt Martians) / Theo Martins

 ナイジェリアにルーツを持つラッパー/プロデューサー/アーティストのTheo Martins、昨年リリースしたAL『Home Runs』収録のThe InternetのMatt Martiansを招いた楽曲のスクリュー版。
 元の曲は未チェックだったんですが、このスクリュー版が最高です。デロデロでドロドロ。不健康そうなノリがたまりません。クラップがこんなに不穏に聞こえるなんて良いですね。

Dream Doping / Mukqs

 アメリカ・シカゴのレーベルHausu Mountain主宰MukqsがAL『Stonewasher』を2023/9/22にリリース&先行曲第二弾。サイケ方面からの音響wav系エクスペリメンタルという感じで、ありそうでなかったハイファイなサイケ体験という感じです。ギリギリ曲っぽいところが、むしろバッド感あって良いですね。不気味の谷にきちんと落ちていくというか。

Badders / PEEKABOO, Flowdan, Skrillex & G-Rex

 ドープでオラついた曲なら任せろになったSkrillex新曲。実は音づかい自体はそこまで変化していないような気もするんですが、もはやチャラい方向にはならなさそうな信頼感があるのが不思議で面白いです。
 みょんみょんしているワブルベースの破壊力が改めて良いですね。冷静になると変なタイミングになっちゃっているけど、その暴れ馬感こそ魅力です。

Keep It Rising / Supershy

 Tom Mitchの別名義SupershyがAL『Happy Music』を2023/8/18にサプライズ・リリース。いつもの枯れ方向ではなく、明るめチャラめではあるんですが、なんだかんだ音楽愛溢れている感じが良いです。パーツはチャラいけど作りが渋いんですよ。
 個人的に、フロア直球というよりは若干部屋が見えるみたいな音像なのがよかったです。ちゃんと等身大な音というか。

A Faceless Past / The Field Tapes, wowflower, neddrums

 ざっくりローファイ・ヒップホップ系のアーティストたちによる、ローファイ・チルアウト・ドラムン。IDM〜ビートミュージック的な曲とも言えなくない感じになっているのが面白いです。

Origin 01 / everwave

 Mark de Clive-LoweとGreg Paulによるローズとドラムだけのジャム……で説明良いのかな?「everwaveはオープンな Web3 プラットフォームであり、音楽制作者が集まり、一緒に音楽の波を生み出しています。」とのことで、多分これより先にリリースされていたeverwaveからのリリース楽曲の元データみたいなことだと思っています。
 とりあえずGreg Paulのドラムが最高です。あえていうなら変化球アフロビート?ダンサブルながらよく分からないパターンなのが良いですね。

Marbles / Vanishing Twin

 Vanishing Twin新曲!ドラムの音の乾き方良い!以上!

Another / Kappekoff, Ivan Ave

 Ivan Aveのフュージョン感が最高ですという曲です。程よいニューエイジ感もあり、もっと評価されてても良い/今後がむしゃらに評価上がりそうだと個人的に思っています。ありそうでなかった幻想の80s感。


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