Diary (Playlist) 2021/11/05
(ほぼ)毎週10曲更新予定。コメント短めでプレイリストメインです。
最後にプレイリスト貼ってます。
Tomita (Paul Bender Remix) / Jaga Jazzist
Jaga Jazzistの2020年作『Pyramid』のリミックスアルバム『Pyramid Remix』が2021/11/5にリリース!リミキサーにPetter Eldh、Paul Bender、Ian Changなど尖った現代ジャズ系から、Lindstrøm & Prins ThomasやPrins Thomasのエレクトロの大物まで招いています。
これはHiatus KaiyoteのPaul BenderによるRemix。ただ音楽性としてはThe Sweet Enoughsっぽいかも?原曲を激チルイージーリスニング化し、そこにビートミュージックなリズムをぶち込んでます。Hiatus KaiyoteとThe Sweet Enoughsの良いところ取りという感じで好きです。
原曲以上に多方面に広がった音楽性含めて、個人的にはぶっちゃけ『Pyramid』より聴きやすいし楽しめてます。おすすめ。
Beat 100, feat. Cola Boyy, Mocky, Marc Rebillet / Benny Sings
Benny Sings、16曲入りのビート・テープ『Beat Tape II』を2021/12/5にリリースするとのこと。そこから先行公開曲。Cola Boyy、MockyにMarc Rebilletと豪華feat.です。
宅録的な音色の人の印象でしたが、今回は意外なほどビートテープっぽい強い音色で驚きました。全貌どんな感じか楽しみです。
Smoking Out The Window / Silk Sonic
今回も素晴らしいですね。(少なくとも彼ら二人では)ネタっぽく扱わない、当時のフィーリングへの真摯なリスペクトが曲を良くしている気がします。マニアックだからこそポップでカッコ良い。
そしてMVが本当に良い!地面が絨毯っぽい生地なのがモコモコしていて」良いですね。
I Dare You / Swansea Skag
情報が全然わかっていないんですが凄く良かったです。宅録的な弾き語りからのドラムイン+シンセのエモさ!とはいえいわゆるエモ系というか、トラップ的な方向になりそうでならないところが好きです。EPが12月に発売とのこと。
Tetris People / rAHHH
ロンドンのプロデューサーrAHHHの4年ぶりの新作『Tetris People』が2021/11/5にリリース!そこより表題曲。
キラッとした音色の気持ちよさと重心低めのリズムが気持ち良いです。ベットルーム的な世界観に見えて、きっちりクラブミュージックとしても機能させることが前提なのがUKという気がしています。
Self Koma / Petter Eldh, Koma Saxo
ベーシストPetter Eldh率いる3管+ベース+ドラムのクインテットKoma Saxoの新曲。
フレーズや音色は欧州インプロシーンというか、フリー/即興系に聴こえるんですが、なんとなくビートミュージックやクラブミュージックにも聴こえてくる瞬間が面白いです。Christian Lillingerのドラムの軽さを変な使い方しているというか?
どこまでが作曲で、どこまでが即興で、どこまでがエディットなのかわからない音楽性が面白く、結果的に今一番即興の音楽的な面白さを伝えているユニットの一つかと思っています。アブストラクトなアンサンブルのカッコよさがありますね。
Se Réveiller - A COLORS SHOW / deem spencer
deem spencerの新曲がA COLORS SHOWで先行公開?なのか?
浮遊感あるトラックが最高ですね。宅録的な質感が魅力のアーティストなんですが、ライブ音源だからか(?)声の加工は無し、しかしそれはそれでカッコ良いですね。
ラップにおけるトラックの自由度/尖りっぷりをチルい方向で果敢に攻めていると思っています。狭い部屋で聴きたいラップというか。
Let The Sparks Fly / Quantic
Quanticが2021/11/26にEP『Heaven Or Hell』をリリース。そこからの先行配信曲。
ワールドミュージック的な作品も作るQuanticですが、多分『Heaven Or Hell』は王道クラブミュージックでしっかり踊らせる方向。「Let The Sparks Fly」はスティールパンを中心にしたハウスで、「バレアリック!最高!」みたいな曲ですね。
O Film / Àbáse
ハンガリーのマルチ奏者/プロデューサーÀbáseのデビューアルバムが2021/11/5にリリース。過去出していたEPだとアフロビートのイメージだったんですが、本作はブラジリアンやエレクトロなビート入りつつ、全体的に(あえていうなら)現代ジャズ的なコード感と打楽器の強いリズムが特徴的なアルバムになっています。
全体的にコード感で暑苦しくしない(リズムで上げていく)感じが良いですね。
Rhythm Bowl / Ariel Kalma
「昨今の電子音楽~ニューエイジ・ブームの火付け役」Ariel Kalmaの(多分)シンギング・ボウルの曲をまとめたアルバム『Sound Bath One』より。それぞれ1980年代の録音っぽいので編集盤ですかね。
リラックス狙いのようであり、そうは言っても音楽的な着地を見せようともしている(聞き流されないようにしているというか、音楽的な進行感が残っているというか)バランスが絶妙で、気がつけば神妙な顔でがっつり聴いてしまいます。隙がある感じがかわいいしキャッチーで良いですね。
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