Diary (Playlist) 2024/1/19


it was then that i / feeo

 ロンドン拠点のエクスペリメンタルなR&Bシンガーfeeoの新曲。ディープ&内省的なサウンドではありつつ、アンビエントR&Bの影響が(もはや?)あまり感じないのが面白いです。良い意味で、Frank Ocean以降のサウンドではありつつ、もうそういうこと言わなくて良い時代になったんだなと思いました。エレクトロなサウンドも、むしろ生々しさを拡大鏡で強調したみたいな感じで良し。

A Love international / Khruangbin

 Khruangbinが2024/4/5にAL『A La Sala』をリリース&先行曲第一弾。バンドがレコーディングをする場所に戻ることをテーマに制作とのことで、ニッチで宅録なサウンドがメジャーで巨大化することで大変だったんだなと(勝手に)思いました。
 と言うわけで、今回は過剰なまでに地味なサウンドで良いですね。ドラムのリアルさと言うよりは、ちゃんと「マイク使ってます!」みたいなサウンドが大好物です。

Liminal / Sons of Viljems

 ロンドンのギターとベースのデュオSons of ViljemsにシンガーでLoura LorigaとElisa Ridolfi、ドラムでChiminyoが参加した曲。現代版トリップホップのB面、みたいな感じで、ドロドロ感と低体温な感じが良かったです。イケイケではないが、低音は聞かせたい気持ち。

The Precision Of Infinity(ft. Philip Glass) / Jlin

 JlinがAL『Akoma』を2024/3/22にリリース&先行曲第一弾。しなやかさと荘厳さがあるフットワーク。いくらでも小難しくなりそうなんですが、ギリギリのところでハードな雰囲気を保ち続けているのが素晴らしい。ちゃんとダンスミュージックであることを諦めていない。踊れるしその範囲で実験的であることを目指すかっこよさがありました。

ON THE BEACH / dreamcastmoe

 みんな大好きdreamcastmoeの新曲。今思い出したけどdreamcastmoeって元々PPUからリリースしてましたね、それで知ったんだ……。ざらっとした質感が素晴らしいソウルフルなエレクトロミュージック。

fight fm / Joy Orbison

 ロンドンのプロデューサーJoy Orbisonの新曲。あまりに強いUKエレクトロダンスミュージック。フロア全部覆い尽くすと言うか、他の曲すら倒しにいっているような破壊力が最高です。こんな良い低音が聴けるとは!!!

L'Anthropofemme / DJ Harrison

 DJ HarrisonがAL『Shades of Yesterday』を2024/2/9にリリース&先行曲公開。今回はカバー作とのことで、この曲はフランスのグループSyntaxeのカバーとのこと。
 カウント入れるかっこよさです。メロウだしざらっざらで良いですね。

Massamba Afundance / Jahari Massamba Unit

 Madlib + Karriem RigginsによるJahari Massamba Unitの新曲。2024/3/1リリースのAL『YHWH is LOVE』収録曲。あまりの良さに震えました。僕は一生Madlibにビビりながら生きていくんですね……。
 このオシャレなブラジリアンよ!そしてKarriem Rigginsのドラムが最高で、5枚くらいはAL出してほしい。

Mar de Cirandeiras / Amaro Freitas

 ブラジル出身のピアニストAmaro FreitasがAL『Y'Y』を2024/3/1にリリース&Jeff Parkerを招いた先行曲公開。Jeff Parkerの掛け合いギターが素晴らしいです。ピアノ以上に繊細な演奏が良いですね。

CRY BABY / IAMDDB

 イギリス拠点のシンガーIAMDDBの新曲。「Urban Jazz」が有名ですかね。
 これはドラムン!?と思ったら、全然ドラムンにならなくて笑いました。そんな猫も杓子もドラムンじゃないんですよ。クールな音像が素晴らしいです。


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