見出し画像

Diary (Playlist) 2022/11/4

(ほぼ)毎週10曲更新予定。コメント短めでプレイリストメインです。
最後にプレイリスト貼ってます。

Comes and Goes (feat. Logan Hone) / Eddie Chacon

 Eddie Chacon新曲。プロデュースはJohn Carroll Kirbyで、feat.のLogan HoneはLAのサックス/マルチ奏者です。
 曲中に時たま入る不安定な音程が面白く、快楽重視なAORに入る苦味的な感じで曲の魅力になっています。一歩間違えるとあえてローファイにした悪ノリっぽくも聞こえそうなんですが、そういう感じが全く無いのがJohn Carroll Kirbyの凄さかと。Logan Hone、今まで未チェックだったので、過去作など聞いてます。

SLOW STEADY / skyminhyuk

 SHOW ME THE MONEY 9に出演したラッパーskyminhyukの新曲。レゲエっぽいベースラインにローファイ・ヒップホップな上物、そこにテンション高いラップとありそうでなかった組み合わせがカッコ良いです。
 裏打ち入ったら一気にダサくなるだろうなという気もしており、最近のレゲエは裏打ち入れない方が良いのではないか派です(もちろん曲次第ですが)。

No Confusion ft. Kojey Radical / Ezra Collective

 Ezra CollectiveがAL『Where I’m Meant To Be』を2022/11/4にリリース。UKジャズの中心的バンドから音楽性をさらに広げた感じで、先行曲だけでもラテンにアフロビートにGqom、レゲエと幅広。かといって器用に色々こなしているというよりは、割と何をやってもEzra Collectiveのフィルターが通っている印象で、ちゃんとバンドっぽい&ダンサブルな音像なんですよね。
 最終的にAL全体としてジャズ色を感じるのか、それともいわゆるインスト系のバンドみたいな着地になってしまうのかが気になるところで、何回か通して聞いて考えたいと思います。
 まぁ元々ドジャズというバンドでもなかったので、みたいなところなんですが。とはいえ違う言い方をすると「ロバート・グラスパーがいるからジャズとして認識している/いた」範囲というものがあり、過去作はその中でUKジャズからの回答という印象だったんですね。今回はその範囲をはじめから意識していないようで、「ではそれがジャズなのか」話は考えてもよい話かと。「UKジャズ史として」みたいな話があるのかどうかが一つの重要な話だと思っているんですが、そこ含めて今後のインタビューとか読んでいこうと思います。

Love Me Hot / Patrick Cowley

 ハイエナジー (HI-NRG)界の教祖パトリック・カウリーの未発表曲を収録したAL『Malebox』が2022/11/12にリリース&先行曲公開。今で言うならvaporwave以降の面白さという感じで、スカスカでハイテンションなハイファイ(?)サウンドが楽しいです。軽いままの音像がカッコ良い!

Shame - Sped Up / Summer Walker

 Sped UpブームがSummer Walkerにも……。ここらへん、結局TikTokへの対応ということで良いんでしょうか?
 元々がアンビエントな雰囲気の曲なので、速さをそこまで感じないんですが、それはそれでカッコ良いです。

Priestess / Romare

 RomareがAL『Fantasy』を2022/11/4にリリース。現場力という感じの圧倒的なダンスミュージックで良いです。個人的なメロウな感じの先行曲はそこまではまらなく、サンプリング的な荒々しさがあるこの曲と「Arther」が好みです。

The Dance of Princess Discombobulatrix / Deadeyes

 Kit Downesが参加するギターとオルガンとドラムのトリオDeadeyesが新曲リリース。従来のオルガントリオとは全然違う、ロックなギターにサブベースみたいなベースが響く謎のトリオで、オルタナティブな音像がカッコ良いです。ロックバンド的なポテンシャル感じます。

Don't Bop On Breakfast / Derek Fischer, Dorian Concept

 詳細よくわからないDerek Fischerの新曲。Dorian Conceptも現状告知していなく、許可なしremix(ラップ乗せ)的な?原曲はDorian ConceptのE13です。
 こういう時って大体数日後に曲が消えるんだよな……。そしてこういう曲に毎回反応してしまう自分がいます。

Why Bother feat. Pink Siifu / Butch Dawson

 JPEGMAFIAのツアーに同行してるらしいButch Dawsonの新曲。強い中によれというか生っぽさがあるのがカッコよく、バキバキに磨き上げられたトラップとは違うカッコ良さだと思ってます。

Circo Loco / Drake, 21 Savage

 Daft Punk "One More Time"使いが話題のDrake & 21 Savageの曲。2022/11/4リリースのAL『Her Loss』収録曲です。
 食傷気味まで行っていたOne More Timeがこんな形で復活するなんて!Drakeとハウスミュージックとの繋がり、というよりは、ビートは完全にトラップだし、むしろY2K的なフィーリングの話だと思ってます(One More TImeは2000年リリース曲だし)。
 緩やかにOne More Timeを歌うDrakeが良すぎますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?