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Diary (Playlist) 2022/5/27

(ほぼ)毎週10曲更新予定。コメント短めでプレイリストメインです。
最後にプレイリスト貼ってます。

Kingdom (Homeless) / OMSB

 OMSBが7年振りのフルAL『ALONE』を2022/5/25にリリース。個人的に先行曲ちょっと掴み切れなかったんですが、ALで聞いたらあまりに染み渡りました。どの国もシングル寄せ集め感が強い印象(個人的見解です)のヒップホップですが、ちゃんとALで聞くべき作品性がひたすら素晴らしかったです。
 そして音がなんかすごい。良い/悪い、カッコ良い/カッコ良くないを超える強さが最高でした。あらゆる人必聴です。

RU Ready / dreamcastmoe

 個人的激推しアーティストdreamcastmoeがGhostly Internationalに&2022/7/29にEPリリース&先行曲公開。サイケデリックでアブストラクトな方向と、ダンサブルでソウルフルな方向のぶつかり合いが魅力だと思っています。

Midas Touch / June Chikuma

 『ボンバーマン・シリーズ』などのゲームやテレビや映画などの音楽を手がけた、日本のアラブ音楽演奏家である竹間ジュンによる、CMなどの商業音楽を集めたアナログLPが2022/5/1に発売&配信は7月ごろ?先行曲としてMidas Touchが2022/5/24に配信開始。現在6曲中5曲くらい聞けるように。
 天然ギラギラニューウェーブという感じで素晴らしいです。vapor文脈に置かれても置かれなくて全然余裕なタフさとゴージャスさが良いですね。フュージョン的感性と、80sなソリッドで硬質なノリがカッコ良い。

Surface Pan (feat. A. Fabrin) / Sofie Birch

 シンセ奏者Sofie Birchが新作『Holotropica』を2022/5/27にリリース。良きアンビエント作です。牧歌的なメロディが浮かない、気持ち良い音像が素晴らしいですね。

HOME / CHS

 韓国の海系サイケバンドCHSが新曲HOMEを2022/5/20にリリース。あれ?先週リリースだった。
 とろとろチルアウト系な上物にインディ感漂うバンド演奏が良い感じです。緩やかにレゲエが入っている演奏など、どこをとっても海の近くの人たちだなと思わせてくれるのが良いですね。

WaterWaveArrival / Carlos Niño & Friends

 最近多作のCarlos Niñoですが、Carlos Niño & Friends名義での新作『EXTRA PRESENCE』が2022/7/22にリリース&先行曲公開。Carlos Niño周辺のミュージシャンが今回も多数参加しています。狙ったアンビエントというよりは、不定形のメディテーション感あるセッションの記録という感じなんですよね。即興性で挑むニューエイジというか?期待。

Early May / Paul Grant

 カリフォルニアのマルチ奏者Paul GrantがEP『Thursday』を2022/5/26にリリース。ローファイヒップホップな質感と、プレイヤーらしい演奏中心のメロウなノリが良い感じです。イケイケ系というよりは、ハンモックでリラックス系ですね。

Atom 原子 / Go Go Machine Orchestra

 台湾のミニマルミュージックなバンドGo Go Machine Orchestraがライブ作『Go Go Machine Orchestra - 2022 Immersive Live』を2022/5/22にリリース。ミニマルといいつつ、どんどん壮大に展開していくのが良いです。ビート感=ミニマルで押し切らないところがむしろ好感。シンセの音使いもそうですが、ギターが結構やんちゃ(メタル系?)なのも面白いですね。

A Better Ghost / Jeremy Cunningham, Dustin Laurenzi, Paul Bryan

 2020年リリースのAL『The Weather Up There』も素晴らしかったドラマーJeremy Cunningham、そしてサックス奏者のDustin Laurenzi、ベーシスト/プロデューサーのPaul BryanがAL『A Better Ghost』を2022/7/29にリリース&先行曲公開。
 ジャズを軸としながら、エレクトロやビートミュージックに……行きそうで行かない感じが良いんですよね。最終的にまろみがある演奏というか。現在のジャズの風通しの良さを感じる演奏が魅力的です。

Quiescence / 広瀬豊

 海外でアンビエント作品『NOVA』が再評価された広瀬豊が新作?発音原作?『Nostalghia』を2022/5/25にリリース。アンビエント系かと思いきや、徐々に実験音楽要素が強くなっていき、結構攻撃的な側面すら見せてくる感じが良かったです。


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