Diary (Playlist) 2023/12/2
Netuchepa! / Valebol
最近ではJeff Parkerらとトリオの作品をリリースしたドラマーDaniel Villarrealと、SSW/マルチ奏者であるVivian McConnellによるデュオValebolが活動開始&新曲リリース。個人的にはちゃんと売れてほしい浮遊感系ポップで良いです。細かな音色の使い方&音数の抑え方がセンス良いですね。
ただこういうユニットって、大体最大AL2枚くらいで活動止まってしまうんだよなぁ……。しっかり活動していって欲しい。
Sippy Cup / Lionmilk & Club Diego
Lionmilk & Club Diegoによる2023/12/8リリース予定のAL『In Float』より先行曲第三弾。ローファイダンスミュージック〜もはやアンビエント。エレクトロニカ的な方向では着地させていなくて良いです。がっつりクラブで流れている(ようなイメージで。実際ここまでローファイだとクラブだとダメな気もする)、あのエネルギッシュな感じがあります。
Foreigner / Park Hye Jin
韓国出身、現在はLA拠点で活動するDJ/プロデューサーが約2年ぶりとなる新曲をリリース。アー写の方向性の変化について気になるものの、まだそこについてのテキスト見つからず。
ダークで力強いエレクトロビートで素晴らしいです。歌詞は「グリーンカード、ビザ、国に完全に属していない感覚」についてとのこと。
Reflections (Bei Ru Remix) / Jazz Is Dead
Jazz Is DeadがAL『Remixes JID020』を2023/12/1にリリース。今回はリミックス作で、Theon CrossやShabaka Hutchinsなども並ぶ中、こちらはLAのプロデューサーBei Ruのリミックス。
低速ハウスという感じでカッコ良いです。デロデロだけれどひたすらメロウな上物が良い!
和蝋燭 / 冥丁
冥丁がAL『古風 III』を2023/12/1にリリース。甲府三部作の最終章とのこと。圧倒的な密度のアンビエント。エモいというより、そういう何かの形になる直前の気持ちの塊みたいな感覚に聞こえて好きです。言い表し難いがはっきりある感じ。
Over The Rainbow / Kenny G
Kenny Gが子守唄をテーマにしたAL『Innocence』をリリース。甘ったる過ぎて虚無そのものになる瞬間があって、そういうアンビエント・ジャズだと思ってます。というか、そもそもひたすら耳心地が良い音ゆえに、何か気になってしまうのがKenny Gの良さだと思うので、極限値までいってしまったアンビエントと言っても良いのでは?違いますね。
Angel View feat. Courtyana & DJ Battlecat / Terrace Martin
Terrace MartinがAL『Ornamental』を2023/12/1にリリース。個人的にはなかなか聞きづらいTerrace Martinなんですが、久々にしっくりきました。図太くメロウな雰囲気が素晴らしいですね。
超イケてるとも、超いなたいでもなく、イケイケなちょいダサなんですよ。ただそれはそれで結構重要かつ貴重な要素で、今回はそのピントがわかった感じでした。もう一回色々聞き直してみるかなぁ。
Ultramarine / Sven Wunder
スェーデンの鬼才Sven Wunderの新曲。オーケストラのラグジュアリー感とビートのざらっとした感じが、モダンにしたライブラリー・ミュージックという感じでカッコ良いです。ヒップホップ観点というより、音にこだわりまくったマニア的な視点のように聞こえるんですが、どういうアーティストなんでしょうか。あまり情報が見つからない。
Sunny April Showers (Live at Jazz Stroud) feat. Alabaster Deplume / Donna Thompson
シンガーDonna Thompsonの新曲。feat.はAlabaster Deplumeです(Donna ThompsonはAlabaster Deplumeの作品にも参加)。
Alabaster Deplumeが参加すると、途端にスピリチュアルになるのが面白いですね。ここまで記名性がある管楽器奏者は久々な気もします。
FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD / 舐達麻
良かった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?