投薬後のこと

去る2020年3月31日に新しい薬を2種類、点滴で躰に入れた。
一つはイリノテカン(抗がん剤)で、もう一つはパニツムマブ(商品名ベクティビックス : 分子標的薬)である。

代表的な副作用としては、下痢・皮疹・爪囲炎・脱毛が想定されるが、まず下痢と皮疹が発現した。

投薬後すぐにロレツが回らなくなり、体の浮遊感が生じた。
そして胃の違和感と軽い吐き気。
当日の夕食は全残しだった。
退院後に下痢の開始。
異常な眠気。
横になりたいほどの倦怠感。
軽い吐き気により、食欲が少し減退。
舌の荒れ。
下痢による体重減少。
頭皮にかゆみを伴う皮疹が発生。

2019年5月から続けてきた薬は下痢になるくらいで、目立った副作用は無かったんだが、ここにきてようやく副作用らしい副作用を体験している。
癌患者には見えないという声は聞こえなくなるだろうか。
副作用が酷いってことは腫瘍にも効いてるってことよ、という声がする。
骨を断てるなら、いくらでも肉を切らせてやるけどな。

コロナ禍で世界は沸騰しているが、病はコロナウイルスによる肺炎だけじゃない。

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