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目は耳〜フロイト、ラカンによる観音


目の見えない盲目の
保護犬 
ポメラニアンのくーちゃん
美人さんのくぅは
繁殖犬
可愛い子供ちゃんを多くのペットショップに
送るための

精子を無理矢理突っ込まれる
抵抗すると
熱いハンダゴテを背中に
ムゴイ火傷跡

多くの子を産み
カルシウムも備蓄できず歯も溶け
栄養不良で
目も見えない

でも
くぅの盲目の目には見えていた
死の直前
彼女は顔を上げて
見た
私の目を

見えない目で
彼女は知っていた
最期に見るべきものを

私には見えていなかった
見るべきものが

私が
死の直前
見つめていたものは
彼女の心臓
娘は怒った
「ママ どこ見てんねん」

盲目の心の目は見ていた
私の肉の目は
見ていなかった

肉の目は…
見えるが見えない
でも

見える

見える
と思ってる。
物理的に

証拠が真実
真実が証拠ではない
証拠のない真実は
真実でない

見え
ないは
「ない」
となる。

また
見えすぎると
見える

見えない

見過ぎると
見過ごす
見える

見えない

見えないものを
観る
心の目 とは 耳

くぅは耳で観ていた
くぅは私のnoteのアイコン
私の観音

目に見えない世界
とは音

音で観る
心眼 で
心眼を
大きく開く
とはこのこと

肉の目には見えない世界を
音で観る
心の目とは耳なのだ

観音

目とは耳
観音には観える
観音には聴こえるから
音=客観=真実

観世音を
フロイトやラカンが
科学用語で解説すると
こうだ

世の音
世音
音=客観
あなた という
自己の投影としての


トラウマとは
本人が
言ったが
言ってない(覚えのない)
記憶にないが
大声で反対向いて語られた
自身の罪悪
自身の無意識
自身の
認めたくない自分

観音とはそれを聴く
そこに布置されたただの人
「お母さん 聴いて」
お母さんのような人
(ドゥルーズ)

あなた(音)と私(観)という出会い
それぞれの出会いにおいて
人の姿で
誰かの姿を通して
現れる観世音

それを
聴き
観る

本人には
観えていないから
観たくないから
聴きたくもないから
観音が聴く
観音が観る


実はあの人は観音さまの化身だったんやな
という昔話
観音は人間の姿をして
いたるところに
あらゆる出会いで
出会う
あの人
この人
仮の姿の
普通の人
普門示現

もうすぐ
アンドロイド観音
だって登場するかもしれない
by 大阪大学✖️高台寺





















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