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papico という罠

最近暑くてしょうがないので、毎日アイスクリームやシャーベットを買ってしまう。

私のお気に入りは、papicoだ。袋に細長い「氷菓」が2本入っていて、切り離して1本ずつ食べることができる。「1袋買えば2日間に分けて食べられる」という打算のもと購入するのだが、いちど袋を開けたら、結局その日のうちに2本とも食べてしまう。2本目を翌日に持ち越すという我慢ができた試しがない。

現に今日も、夕方に1本目を食べて残りを冷凍庫に入れたものの、お風呂上がりに2本目を食べてしまった。おかげでまた明日、買わなければならない。この分では、「どうせ1日目で全て食べてしまうのだから、翌日分にもう1袋買っておこう」という発想になってしまいそうだ。しかし、もしもそれを許してしまったら、私はその「翌日分」だって1日目に食べてしまうだろう。

我慢というのは難しい。我慢しようと思えば思うほど、冷凍庫のpapicoの存在が自分の中で増幅していく。しかし今は夏なのだ。我慢するにも限界がある。

夏の暑さとpapicoの美味しさのせいにして、私は毎日、papicoを1袋食べ続けている。

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