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願い事を叶える日

昨日は旧暦の七夕でしたね。
打ち合わせから帰ってきて夕飯作ったらうっかり寝落ちしてしまって(汗)

もう0時回っていたので、
今年は願い事は諦めようとおもったのですが、
「いや、夜が明けるまで七夕だ」と勝手な解釈をし、
夜中に短冊を書いて、竹に見立てた衣紋掛けにズラッと並べて
満足して熟睡したのでした(寝てばっかやん笑)。

「願い事は断定形か過去形で書いて、書いたら忘れるのがいい」とは
整体の創始者である野口晴哉先生のお言葉です。

これまでも毎年のように願い事を書いてきましたが、
そういうわけで叶ったのかどうかはわかりません(笑)

わからないけど、願い事を書いて、手放した時の爽快感がすごく心地よくて、毎年書き続けている。


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コロナや戦争、円安、銃撃事件…となかなか楽しい話題がなくて
世の中汲々としていますが、暗い話題をずっと抱え込んでいても、改善どころか、むしろその観念にがんじがらめにされて、しなやかさを失うような気がします。

翻って身近な生活を思っても同じで、大変なことを大変なまま抱え込んでいても、結局は「どうしよう、どうしよう」と堂々巡りになってしまい、悪循環なだけ。

そんなくらいなら、そこにある大変なことは一旦「忘れて」みて、手放したほうが、むしろ解決策が湧いてくるのではないでしょうか。

事実から目を背けるんじゃなく、そこにある事実を一旦仮置きする感覚。

解決しよう、変化しようとして「〜ねばならない」という意志を強固にするのではなく、意志は事実と共にそっとそこに置いておいて、意志から自分を解放する。

そうすることで、感覚が自由に発動しやすくなり、思ってもない解決策が出てくる可能性が上がるのではないかと思います。

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七夕はそういった意味では、年に1度願いが叶う、素晴らしい行事だと思います。

一旦願いを断定形や過去形という強い表現で書く。そして、書いたら忘れる。

七夕は、人間の「忘れる」という機能が最大限有効活用される機会とも言えるのかもしれません。




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