見出し画像

体力作りをやる。

私の地元は大きなスポーツジムなどはありません。

あるのは小さなスポーツセンターみたいな所で、小さい時はプールに通っていました。

学生時代は体育や部活などで身体を動かし、体づくりをしていました。

社会人になってからは、仕事が忙しくてどうしても運動の時間が取れず、疲労も残り、休日も寝ていてどんどん体力が減っていくという負のスパイラルでした。

スポーツジムのチラシはひっきりなしに届いて、駅のポスターなどにもよくあるので気にはなっていましたが、お金もかかるし…と二の足を踏んでいました。

ある時、仕事の先輩で普段からとてもアクティブで運動好きな方から「スポーツジムは最悪、お風呂に入りに行くぐらいの気持ちで良いんだよ」と言われて、「合わなかったら辞めればいいや」と探して入会することにしました。

最初は意気込んでいたし、初心者はインストラクターさんが少し付いてくれたので週2、3回は通えていました。

しかし、やっぱりどんどん億劫になって月会費を支払うだけになっていました。

器具の使い方もままならないので、ランニングマシーンで走るだけ。

ヨガやダンスなどのプログラムも時間帯と昔から参加している高齢の方が多く、なかなか入りづらくて1度も参加しませんでした。

退会時もスタッフさんからの圧?が強くて、手間がかかった記憶があります。

その後も運動したい気持ちはずっとあったので、何度か別のジムに登録しました。

時にはパーソナルジムも行ってみたのですが、通わないし普通のジムより高額なのでろくに続きませんでした。

何度か失敗を繰り返した後に続かない「要因」を考えてみました。

・わざわざジムに行くのが面倒

・器具使い方がわからなくても、内気なので聞けない

・新しいことに不安を覚えやすい

・会費を払っているので、「行かないといけない」という謎のプレッシャーを自分にかける

・効果が感じられないと意欲が失せる

…たくさんありました。

なぜこだわっていたのか?と我にかえりました。

そこからジム通い以外で、「どうやったら運動が出来るか」を考えはじめました。

スポーツサークルなども考えて、ランニング部も体験しましたが、これはジム通いと一緒で「行くまでが面倒」という結論に至りました。

それに馴染めれば楽しいのかもしれませんが、やっぱり初めての人の中に入っていくのは苦手でした。

行動をしつつも、「なぜ出来ないか」→「どうしたら出来るか」を考え始めてわかりました。

1番の要因は「ジムやサークルに行くまでが面倒」でした。

じゃあ、どうすればいいか…

たまたま当時住んでいた所の近くには河川敷がありました。

土日はサイクリングの人も多いような所です。

もともと街中を走るのは好きだったので、まずはその河川敷の土手を走って往復することを始めました。

そこは道幅が広くて周りをあまり気にし無くていいので、行ったり来たりして走りました。

幸いジム用に買ったシューズやウェアーがあったので、靴だけ履ければ走れるという状況です。

時間はどうしても夜になってしまいましたが、休日は昼間に走れて気分も良かったです。

そこから引越してその土手はいけなくなりましたが、新しい街でも車通りが少ないような近くの中学校のグラウンド沿いの道を「お決まりのコース」に設定しました。

最近は走るよりもとりあえず歩くことをタスクにして、できるだけ朝体を動かすようにしています。

ついでに途中の公園でスクワットや鉄棒を使って腕立て伏せをしています。

ごく稀に、縄跳びもしています。

空の下で動くととても気分がいいです。

なかなか気が乗らない日は最近買ったダンベルで腕を鍛えたり、動画を見て筋トレをするようにしています。

以前は環境にお金を出すことで「運動の機会」を得ようとしていましたが、お金をかけなくても出来ることってたくさんあるんだな、と改めて感じました。

そういえば田舎ではそういう工夫を自然としていたように思います。

都会の流れに乗ってみても、自分には合わないことが多いと知りました。

無駄な支出も減るので安心しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?