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ボブ マーリー ONE LOVE

 ボブ マーリーで知っていることと言えば、ジャマイカンでレゲエの神様と呼ばれていることだけ。
 意識的に彼の音楽を聴いたことはなかったのですが、今回の映画は ジャマイカの歴史的背景と1970~80年代のこと… 彼の宗教的なバックボーン… 曲作りの方法… 使命… 36才の若さで他界したこと… など、レゲエのリズムに平和や愛のメッセージを乗せて描かれていました。
 
 21世紀もそろそろ 1/4 が過ぎようとしているのに 残念ながら戦争が無くならない今だからこそ 大切なメッセージ。

~ボブ マーリー ONE LOVE~

 
 平和を望んで メッセージを送り続けたレゲエの神様。対立する政治家をライブステージに上げ 手と手を取り合わせることに成功しましたが、現在のジャマイカは 外国資本によるビーチ沿いの観光開発によって 漁業で生計を立てていたジャマイカンが漁に出られなくなったり、貧富の差は 広がっているようです。

 「お金は おっかねぇ~!」と 教えて下さった(私のホームグラウンド 無限水の)お客様がいらっしゃいますが、経済至上主義が進み過ぎると 人は無益な対立を生み出してしまうし、もっともっと…と 終わりのない(お金に対する)欲望は「これで十分」と 満たされることはなく、自分の身をすり減らして幸せを遠ざけていたりもします。

 「経済成長は 本当に私達を幸せにするのでしょうか?」「経済的な地位・報酬・権利が人の働く目的とする経済至上主義。それらのもののために戦争を起こしても良いのでしょうか?」

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