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野鳥観察はじめました。

この2年ほど、野鳥観察をしている。
コンサートや、舞台・歌舞伎などの観劇が趣味だった私にコロナ禍直撃。
家でNetflixやアマプラで過ごす日々は癒しではあったものの、何かが物足りない。気がつくと公園へ足が向かっていた。
最初は単に運動不足解消のための散歩だったので、季節の花々を写真に撮って過ごした。
昭和記念公園のコスモス、新宿御苑の藤、日比谷公園の紫陽花にユリ、秋はイチョウの紅葉もいい。
ネモフィラの青い絨毯などはtwitterでもよく見かける映える風景。
花の写真は好きで前からよく撮りに出かけていたけれど、鳥を見るようになって思うのは、鳥と花はとても似ているということ。

これに気がついてから、身近にもいろんな種類の鳥がいたことに驚いてしまった。目の端に映ったとしても、それはスズメかカラスか鳩くらいにしか思ってなかったんだろう。どれだけ多くの機会を逃したんだろうか・・・
紅白歌合戦の野鳥の会を若干バカにしていた自分に呆れ、野鳥の会の皆様にお詫びしたい。

今の季節は特に少し注意してみれば多くの種類の鳥を観察できることがわかる。つい最近までは柿の実を食べにスズメやムクドリに混じってメジロを見かけることもあった。実はメジロという鳥を知ったのも、この野鳥観察を始めてから。
新宿御苑で初のメジロとコゲラ、昭和記念公園でモズ、奥日光でミソサザイ、つい最近では手賀沼でカワセミを見ることができた。

容姿の愛らしい鳥、鳴き声の美しい鳥、ひょうきんな動きをする鳥、美しい羽を持つ鳥、、、そしてその種類はとても多く、だが花と同じように案外すぐそばで見つけることができる。
でもその目にとらえて写真に収めるとなると話は別で、動き回る鳥をまずは見つけて観察できるだけで初心者には精一杯。
発見と特定ができれば御の字、という感じだが、それでも本当に楽しい。寒い冬は木の葉が落ち、木々に止まる鳥を発見しやすく、水場には多くの水鳥が渡ってきているので観察には適している。

実はそのことに、この夏気づいた。
暑い中出かけていった先々、緑に覆われた木々で鳥の姿を発見することが難しいと知った。初心者は何事も失敗と経験で会得するのが大切(負け惜しみか?笑)
お正月休みが終わったら、また週末に野鳥を見に出かけます。
素晴らしい写真を撮れるようになるまで、どのくらいかかるかしら?
そのうちカメラが欲しくなるかもしれないし、望遠鏡だってもっといいものを揃えたくなるかもしれないので、せっせと労働することにする。



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