渡英までの仕事歴 (大学卒業まで)

通っていた中学高校はアルバイト禁止だったのと、家でゴロゴロする以外に趣味もなかったため、その状態になんの疑問を抱くこともなく、無職で過ごしました(学校の宿題等もほぼやらず、中高六年間はほぼノー勉。でも、通っていた学校の生徒数が多めだったのと、私の性格自体は学校運営に対しては無害なタイプだったため、お咎めなしで卒業できました)。

今となっては、この時代にもっと社会の荒波を体験しておくべきだったなと深く後悔しています。 最近でこそ、ようやく「雇われて働く人としての振る舞い」がなんとなくわかって(わかってきたけれど、実行できているわけではないですが)きましたが、とにかく社会人として役立たずなまま成人してしまいました。

大学時代は音楽を専門に勉強する学部だったため、結婚式場の聖歌隊(音大生あるあるバイト先)で歌を歌ったりフルートを演奏する仕事や、ご縁があったレストランでの定期演奏、中学受験塾での試験官(控室でのタバコの匂いが無理で1年で脱落)、若干怪しげな結婚式用司会者養成学校の事務など。 司会者養成学校の事務は、途中までは賄いが美味しかったのですが、予算削減で料理上手な方が解雇されてしまい、その後調理担当になった方の料理が塩辛すぎたので、仕事を辞めました。

私の大学時代はバブル崩壊から数年経っていたのですが、その余波でどんどん景気が悪くなっていることを実感できる四年間で、どんどん待遇が侘しくなる仕事場も多々あり、日本の経済の先行きや、音楽業界に対して不安を抱えていました(でも特になんの対策もせず、ここでもぼーーーっと過ごすことに)。


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