自分のルール(マイルール)を、人に押し付けるな

こんにちは。薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

わたしたちはみんな、一人ひとり、自分のルール=マイルール を持っている。そのルールに従って、日常、行動の選択をしている。

つまり、マイルールがみんな違うから、物事の判断基準も違う。行動パターンもみんな違う。違っていていいし、違うのが当たり前。

ところが・・自分の考えや価値観が正しいと思い込み、マイルールを人に押し付けるようになり、周囲の人と調和できなくなってしまうと、人間関係にトラブルが起き始める。

「何で、こんなことするの!?」

マイルールでは絶対にしないようなことを、人がやってしまうと、相手の行動が許せなくて、ブチ切れたり、イライラしたり。

そして、沸き起こるネガティブな感情を相手や周囲の人に撒き散らすと・・・一気に人間関係が悪くなるのです。それが何度も繰り返されると、「扱いにくい人」「付き合いづらい人」「面倒な人」というレッテルがピシャッと貼られるわけです。本人は、マイルールを押し付けているという自覚はありません。だからこそ、同じことを繰り返すのです。

もし自分自身が、〝面倒な人〟ポジションになっているのなら、今一度、マイルールの見直しを。そして、周囲の人のマイルールをきちんとみて、感じて、自分のマイルールを客観的にみてみる。そうすることで、新たな気づきから、マイルールをイノベーションしていくこと。

それとは逆に、面倒な人が身近にいる場合。・・ほんと、面倒ですよね!嫌な思いを日常でされているのかと思います。この場合も、客観的にみる、ということを意識したらいいと思います。相手のマイルール、自分のマイルール、何が違うのか?その背景(心理)は何なのか?客観的にみることで、相手のネガティブな感情をダイレクトに受け取ることがなくなるし、相手への理解が深まるので、相手への対応策が見つけやすくなります。

他人を変えようとすると、膨大なエネルギーを消費し、心が疲弊してしまうので、自分の思考回路を変えることで、対応していきましょう。(^^)/

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