どうにもできない嫌なことは、消滅させるより、共存することを考える
こんにちは。薬剤師・心理セラピストの大西智子です。
嫌なこと、嫌な人、嫌な思い出、嫌な出来事・・
こういう、自分にとっては気が滅入るようなことというのは
本能的に避けたいと思っているもの。
だから
「できれば、無くなったらいいのに」
と消滅することを望むようになる。
今回の新型コロナウイルスに関しても、同じことが言える。
「新型コロナウイルス、早く消滅しろ」
と、多くの人が無意識的に願っているんですよね。
確かに、嫌なもの、嫌なことが消滅すればいいのですが
世の中には「どうしようもできないこと」がある、というのが現実。
例えば、過去の出来事、血のつながり、他人の感情や行動、妬みや嫉妬・・など。
どうしようもできないことを、消滅すればいいのに!無くなればいいのに!と願うことはナンセンス。
メンタル面でも、思い通りにならないことからイライラしたり、気分が落ち込み気味になることが多い。
どうにもならないものは、消滅することを望むより、共存することを考える。
どうすれば、うまく付き合っていけるだろうか?
どうすれば、今よりもより良い状態にできるだろうか?
変わらないものは変えないで、自分にできることは何なんだろうか?
どうにもできない嫌なことから逃げていたら、現実は何も変わらないけれど、受け入れることで、一歩前に進むことができる。
上手に付き合っていこう(^^)
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