「それ、いつまで考えてるんですか!?」〜悩みから解放される時間をとる〜

こんにちは。薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

いやーー。コロナコロナコロナ。連日、不安を煽る報道が続いてますね。

今はまさに、「分かれ道」。

不安症状が一気に高まっていく人、コロナ後の未来を見据えて、着実に準備をして行く人。

パニックになって嵐に巻き込まれて流されていくのか、

冷静に判断して軸を立て、着実に未来を創っていくのか。

決めるのは、他の誰でもなく、自分自身ですよね。(^^)

さて、、今日は

「いつまで考えとるん!?」

と、思わず突っ込んでしまいそうなことがあったので、その出来事を交えて、

悩みから解放される時間を取る、ということを書いていこうと思います。

考えなくていい時間に考える、というのは、脳が疲労します。

楽しいことを考えるのなら、気分も上がるのでまだいいのですが、悩み事がずーっと頭から離れずにいる状態は、ストレスになるだけでなく、時間の無駄です。

時間という、かけがえのない貴重なものを、無駄に使ってしまっているのです。。

今日、とある患者さんAさんと話をしました。

Aさん「最近、夜が眠れないんですよ。寝つきが悪くなってしまって。」

わたし「眠れないんですか?何か変わったことがあったんですか?」

Aさん「仕事のことで考え事をしてしまって。コロナの影響で大変で・・(中略)・・色々と考えてると、全然眠くならなくて。」

またここでもコロナかーい!いえいえ。コロナのせいで不眠になっているのではありません。不眠の原因はコロナではないのです。

仕事の悩みを、寝る前まで引きずっていること、考え続けていることに、問題があるのです。改めて言われたら、そりゃそうだろ、と思うかもしれませんが・・

こういう、「いつまで考えとるん!?」と思われるパターンがとても多いのです。

悩みで頭の中がいっぱいになって、必要以上にずーっと考え続けて、ストレスをためて、老けて、眠れなくなって、免疫力落ちて、体調崩して・・そんな負のループにはまって欲しくないな、と思うのです。

悩み癖があるのなら、意図的に悩まない時間を確保する。悩みから解放される時間を作る。

主に2つの方法があります。

一つは、「今、この瞬間」を大切にして最大限に感じきること。

たとえば、お風呂に入るときは「お風呂最高〜!」と思いきりリラックスする。ごはんを食べるときは、美味しい味を味わい、野菜を作ってくれた農家の人に感謝しながら食べる。コーヒーを飲むときは、香りと味を最高に楽しむ。そして、寝るときは、フカフカの布団に感謝、休めるという幸せを感じる。

今に集中しているときは、過去の不安も未来の不安も、入る隙はないのです。

そしてもう一つは、集中できるもの、無になれることをする。

たとえば、無条件に好きなこと、没頭するような趣味、掃除、自然に触れる、瞑想する、など。要は、思考がストップする状態になるということ。

パソコンが調子悪い時に、電源を切ってから再起動をすること、ありますよね?それと同じような感じです。あれこれ考えすぎて、脳が処理しきれなくなったときは、リセットすればいいのです。

体調が悪いな、と感じたら・・悩みから解放される時間を取ることを、意識して見てください。

毎日を、元気に過ごそう(^^)/



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